Crystal Reports 定義ファイル(.rpt)からレポートをインポートするには
- [ファイル]メニューをクリックして、[インポート]を選択します。[レポート定義のインポート]ダイアログボックスが表示され、インポートするファイル名の入力を求められます。
- Crystal Reports 定義ファイル(.rpt)を選択します。FlexReportDesigner アプリケーションが、レポートを FlexReport 形式に変換します。
- レポートを保存します。これで、Crystal Report が FlexReport に変換されました。
内部または外部データソースに連結されたレポートは、元のデータソースパスに変更を行う必要なく、インポートして実行できます。
FlexReportDesigner アプリケーションは、Crystal Reports をインポートする際に、次の変換をサポートします。
セクション/サブセクション
- レポートヘッダー
- ページヘッダー
- グループヘッダー
- 詳細
- グループフッター
- ページフッター
- レポートフッター
フィールド
- テキストボックス
- グラフ
- ボックス
- 直線
- ピクチャ
- チェックボックス
- サブレポート(手動によるパスの訂正が必要)
- 画像フィールド - BLOBField(ピクチャ)、OLEObject(ピクチャ)
- データベースフィールド
- クロスセクションボックスコントロール
特殊なフィールド
機能
- テキストフィールドとデータベースフィールドを組み合わせた複雑な式("テキスト" + [式])、および集計
- グループ化
- パラメータ
- サマリーフィールド
- パーセンテージ集計
- テキストボックス書式(通貨、日付など)
- KeepTogether(フィールド、セクション、サブセクション、グループ)
- 複数の結合クエリー
- ハイパーリンク
- テキストの回転
- 指定された順序でのグループ化
書式設定
次の画像は、FlexReportDesigner にインポートされた Crystal Report を示します。
次の画像は、CRReportDesigner にインポートされた Crystal Report を示します。
メモ: レポートをインポートする前に、Crystal Reports のバージョンが 13.0.14.xxxx 以上であることを確認してください。このバージョンの Crystal Reports は、システムにインストールされている Visual Studio と互換性があります。また、システムに Crystal Reports 2013 バージョンがインストールされている場合に、Crystal Reports を C1FlexReport に変換し、そのレポートを実行するには、xtreme.mdb へのデータベースパスを手動で変更する必要があります。
Crystal オブジェクトモデルで公開されていない要素や C1FlexReport でサポートされていない要素などの少数の例外を除くと、ソースレポートの大部分の要素がこのインポートプロセスによって処理されます。C1FlexReportDesigner アプリケーションでまだサポートされていない変換は、次のとおりです。ただし、次回の 2016 リリースには組み込まれる予定です。
- フィールド:テーブル、クロス集計、OLAPGrid、マップ、フラッシュ、数式の各フィールド
- スクリプト:プロパティスクリプト、複雑なスクリプト式、およびカスタム関数を抑制
- 機能:警告、パラメータ、複雑な式(テキストおよびパラメータフィールド)、階層的なグループ化
- プロパティ:ドロップシャドウ