定義済みの形状やカスタム形状のいずれもニーズに合わない場合は、ポインタ、ポインタキャップ、または目盛記号として使用する画像を指定できる CustomImage プロパティを使用します。
Image は、C1GaugeCustomImage オブジェクトのメインプロパティです。画像は、ポインタやデコレータとして表示されるビットマップまたはメタファイルに割り当てることができます。Width および Height プロパティを使用して、ソース画像のサイズを変更できます。RotateFlipType プロパティは、ソース画像を回転および反転する機能を提供します。Hue、Lightness、Saturation、および Opacity プロパティは、ソース画像の HLS とアルファ設定を変更します。 実際には、これらの操作が Image プロパティに割り当てられたソース画像に影響を与えることはありません。これらはソース画像のコピーとして動作します。
KeepAspectRatio および KeepSize プロパティは、ポインタや記号のデコレータなどのターゲット要素内でカスタム画像をサイズ変更する方法に制限を課します。KeepSize プロパティが True の場合、たとえばポインタの Length と Width は画像のサイズに影響を与えません。KeepSize プロパティが False で KeepAspectRatio プロパティが True の場合、画像の高さはターゲット要素の Length プロパティに応じて変動します。画像の幅はそれに応じて変動し、カスタム画像の縦横比を維持します。
すべての画像を C1Gauge.CommonImages および C1GaugeBase.CommonImages プロパティに取り込むとよいでしょう。項目の名前を C1GaugeCustomImage.CommonImageName プロパティに割り当てるか、プロパティグリッド内の CustomImage プロパティエディタのドロップダウンリストから共通画像名を選択して、CommonImages コレクションから項目を参照できます。