Gauges for WinForms
ゲージポインタ
C1Gauge の動作 > ゲージポインタ

ゲージは1つまたは複数のポインタを持ちます。ポインタは、位置がすべて現在値によって決まる図として表示されます。各ゲージオブジェクトには、メインポインタ(C1GaugeBase.Pointer)とその他のポインタ(C1GaugeBase.MorePointers)のコレクションが含まれています。

各ポインタには Valueプロパティが含まれています。ポインタ値の下限と上限は、オーナーゲージの Minimum および Maximum プロパティによって指定されます。ポインタ値が特定の間隔に属していない場合、C1GaugePointer.ValueOffset および C1GaugePointer.ValueFactor プロパティを使用してソース値を強制的に変換できます。たとえば、計測単位を変更できます。

デフォルトでは、Value プロパティが変更されると、ポインタはただちに新しい位置に再描画されます。SweepTime プロパティを使用して、ポインタをスムーズに移動できます。このプロパティでは、MinimumからMaximumへポインタを移動するのにかかる時間が設定されます

ポインタの外観に影響を与えるいくつかのプロパティがあります。定義済みのポインタの形状を選択したり、カスタム形状を作成したり、ポインタのカスタム画像を表示したりできます。C1GaugeBase.Offset、C1GaugeBase.Length、および C1GaugeBase.Width プロパティは、論理座標内のポインタのオフセット、長さ、および幅をスケールの最小位置で指定します。ポインタのオフセットおよび/または長さを最小値から最大値まで直線的に変更できます。このために、オフセットと長さをスケールの最小値で指定する C1GaugeBase.Offset2 および C1GaugeBase.Length3 プロパティもあります。

ポインタ値はデータソースにバインドできます。C1GaugeBase.DataSource および C1GaugeBase.DataMember プロパティを使用して、簡単にメインポインタにバインドできます。特別な C1GaugeBase.BoundValue プロパティもあります。このプロパティは C1GaugeBase.Value(つまり、メインポインタの値)と同じですが、オブジェクト型であり、ポインタが "オフに設定されている" 場合、Double.NaN ではなく DBNull.Value を返します。その次のプロパティの C1GaugeBase.MorePointersValue_0、C1GaugeBase.MorePointersValue_1、C1GaugeBase.MorePointersValue_2、C1GaugeBase.MorePointersValue_3 を使用すれば、C1GaugeBase.MorePointers コレクションの最初の4つの要素にバインドできます。

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