C1TextBoxコントロールでは、CharCategoryプロパティを使用してキーボードから入力可能な文字種を限定させることができます。これにより、例えば読み仮名としてひらがなのみ入力を許可する、といった制御を容易に設定することができます。また、類似する文字種間で、入力時に許可されている文字種への自動変換(例:ひらがなからカタカナへ、小文字から大文字へ、など)を行うことも可能です。
以下に、ひらがなの入力のみを許可し、全角カタカナが入力された場合はひらがなへ自動変換するサンプルコードを紹介します。
Visual Basic |
コードのコピー
|
---|---|
Private Sub Form1_Load(sender As Object, e As EventArgs) C1.Win.C1Input.CharCategory.Hiragana Or C1.Win.C1Input.CharCategory.AutoConvert End Sub |
C# |
コードのコピー
|
---|---|
private void Form1_Load(object sender, EventArgs e) { C1.Win.C1Input.CharCategory.Hiragana | C1.Win.C1Input.CharCategory.AutoConvert; } |
「ひらがなカタカナ」と入力すると、カタカナがひらがなに変換されて入力されます。また、「漢字」や半角文字を入力しようとすると、入力文字種フィルターが作用しそれらの文字がテキストフィールドに入力されません。