Input for WinForms
SpinUp/SpinDownの使い方
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SpinUp メソッドと SpinDown メソッドを使用すると、フォーカスがコントロールにないとき、C1Input コントロール(C1ComboBox、C1DropDownControl、C1DateEdit、および C1NumericInput)に入力された値を増減することができます。

上記のメソッドに加え、C1ComboBox と C1DateEdit は、追加のプロパティ AllowSpinLoop を含みます。SpinUp メソッドまたは SpinDown メソッドが呼び出されたとき、このプロパティが true に設定されていると、プロパティは項目をループ処理します。

次に示すのは、SpinUp メソッドの使用例です。

  1. 新しい Windows アプリケーションプロジェクトを作成します。C1NumericEdit コントロールをフォームに配置します。
  2. [プロパティ]ウィンドウで、Value プロパティを0に設定します。
  3. TextBox コントロールをフォームに追加し、テキストボックスをダブルクリックすると、TextChanged イベントのコードが生成されます。
  4. テキストボックスの TextChanged イベントに次のコードを追加します。

    Visual Basic でコードを書く場合

    Visual Basic
    コードのコピー
    Private Sub TextBox1_TextChanged(sender As Object, e As EventArgs) Handles TextBox1.TextChanged
    
          c1NumericEdit1.SpinUp(1)  
    
    End Sub
    

    C# でコードを書く場合

    C#
    コードのコピー
    private void textBox1_TextChanged(object sender, EventArgs e)
    {
    c1NumericEdit1.SpinUp(1);
    }
  5. プロジェクトを実行します。

ここまでの成果

TextBox コントロールに文字を入力すると、新しい文字が1つ入力されるたびに C1NumericEdit コントロールの値が1ずつ増えて、コントロールに入力された文字数を示します。

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