C1TextBox では、NumericInput モードという特殊な編集モードを使用できます。このモードでは、数値を簡単に編集できます。このモードを有効にするには、NumericInput プロパティを True(デフォルト)に、DataType を数値データ型(Byte、UInt16、UInt32、UInt64、SByte、Int16、Int32、Int64、Decimal、Single、Double)のいずれかに設定します。NumericInput モードでは、電卓に似た入力方法で数値を編集できます。数字、+/- 符号だけを受け付けます。データ型と書式によっては、小数点と指数も使用できます。その他のアルファベットなどの文字は無視されます。Single 型と Double 型の値の NumericInput モードでは、特殊なファンクションキーが認識されます。たとえば、F9(符号の変更)、F2(負の無限大)、F3(正の無限大)、および F4(NaN - 数値以外)が認識されます。
数値をより簡単に編集するには、専用の C1NumericEdit コントロールを使用します。C1TextBox の機能に加えて、ドロップダウン電卓とアップ/ダウンボタン(スピードボタン)もサポートされています。アップ/ダウンボタンを使用すると、指定した Increment だけ値を増減できます。