Shapefile を使用した図形の表示

Shapefile は、地理的なデータを可視化するための一般的なベクターデータ形式です。折れ線や多角形などのベクター要素を使用してデータを表します。通常、このファイルタイプは、次の 2 つの形式で保存されます。

.shp - ベクター要素に関するデータで構成される shp 形式のファイル
.dbf - 対応する shp ファイル内のベクター要素の属性で構成される dbf 形式のファイル。

次のコードは、ShapeReader クラスを使用して shp および dbf 形式ファイルの両方をロードし、ロードされたデータをマップのベクターレイヤに追加します。

Visual Basic
C#

var layerUsa = MapReader.LoadShpFile("states.shp", "states.dbf",
            (vector, data) =>
            {
                vector.Tag = data["STATE_NAME"];
            });
c1Map1.Layers.Add(layerUsa);

layerUsa.Style.BackColor = Color.Purple;
layerUsa.Style.Stroke.Color = Color.LightGray;

c1Map1.Viewport.Center = new C1.Win.Interop.Point(-115, 50);
c1Map1.Viewport.MinZoom = 2;
c1Map1.Viewport.Zoom = 2;

上のコードでは、既に作成した MapReader というクラスを参照しています。このクラスは、shp ファイルと dbf ファイルからベクターデータを読み込みます。

shp ファイルと dbf ファイルから図形を追加すると、マップは次の図のようになります。