BarcodeOptions は、Reports for WinForms でバーコードをレンダリングするためのプロパティを追加します。BarcodeOptions から公開される共通のプロパティは次のとおりです。
- BarDirection:バーコードの方向(水平または垂直)を選択します。使用可能なオプションは、LeftToRight、RightToLeft、TopToBottom、BottomToTop です。バーコードの方向は、BarDirectionEnum を使用して設定することもできます。
- CaptionGrouping:キャプションのテキストを、サポートするバーコードタイプに応じて複数のグループに分割します。値は True または False です。
- CaptionPosition:バーコードシンボルに対するキャプションの相対的な垂直位置を選択します。使用可能なオプションは、None、Above、Below です。
- CheckSumEnabled:適切な場合にバーコードのチェックサムを計算してバーコードに含めるかどうかを指定します。
- TextAlign: キャプションテキストの配置を選択します。使用可能なオプションは、Left、Center、Right です。
- SupplementNumber: バーコードデータの補助コードを指定します。補助コードは、EAN または UPC シンボルの場合、2 桁または 5 桁です。
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SizeOptions:
- BarHeight: バーコードの高さを指定します(ツイップ単位)。
- ModuleSize: バーコードのモジュール(最も細いバーの幅)を指定します(ツイップ単位)。
- NarrowWideRatio: 細いバーの幅と太いバーの幅の比率を指定します。
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SizeMode: バーコードのサイズ変更モードを指定します。使用可能なオプションは次のとおりです。
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- Normal: 元のサイズと同じバーコードのサイズを維持します。
- Scale: できるだけ広いフィールド領域を使用するようにバーコード画像を拡大縮小します。拡大縮小の方法は、バーコードタイプによって異なります。たとえば、Code128 のような Bar タイプのバーコードでは高さが拡大され、Matrix、Rss、Composite などのバーコードでは高さと幅が同じ割合で拡大縮小されます。
- SupplementSpacing: メインバーコードと補助バーコードの間の間隔を指定します。
さまざまなバーコードスタイルに応じて BarcodeOptions から公開されるその他のオプションは次のとおりです。
Code49:
- Grouping: バーコードでグループ化を使用します。値は True または False です。
- Group: バーコードをグループ化する際のグループ番号を取得または設定します。有効な値は 0 〜 8 です。
DataMatrix:
- EccMode: ECC モードを選択します。有効な値は、ECC000、ECC050、ECC080、ECC100、ECC140、ECC200 です。
- Ecc200SymbolSize: ECC200 シンボルのサイズを選択します。デフォルト値は SquareAuto です。
- Ecc200EncodingMode: ECC200 エンコーディングモードを選択します。有効な値は、Auto、ASCII、C40、Text、X12、EDIFACT、Base256 です。
- Ecc000_140SymbolSize:ECC000_140 シンボルのサイズを選択します。
- StructuredAppend: 現在のバーコードシンボルが構造的連接シンボルの一部かどうかを選択します。
- StructureNumber: 構造的連接シンボル内の現在のシンボルの構造番号を指定します。
- FileIdentifier: 関連する構造的連接シンボルグループのファイル識別子を指定します。有効なファイル識別子値は、[1,254] 以内である必要があります。ファイル識別子を 0 に設定すると、ファイル識別子が自動的に計算されます。
GS1Composite:
- Type: 合成シンボルタイプを選択します。選択できる値は None または CCA です。CCA(Composite Component - Version A)は、最小タイプの 2 次元コンポジットコンポーネントです。
- Value: CCA 文字データを取得または設定します。
MicroPDF417:
- CompactionMode: CompactionMode のタイプを選択します。有効な値は、Auto、TextCompactionMode、NumericCompactionMode、ByteCompactionMode です。
- FileID: 構造的連接シンボルのファイル ID を指定します。0 〜 899 の値を取ります。
- SegmentCount: 構造的連接シンボルのセグメント数を指定します。0 〜 99999 の値を取ります。
- SegmentIndex: 構造的連接シンボルのセグメントインデックスを指定します。0 〜 99998 の範囲で、セグメント数の値より小さい値を取ります。
- Version: シンボルサイズを選択します。デフォルト値は ColumnPriorAuto です。
PDF417:
- Column: バーコードの列数を指定します。
- Row: バーコードの行数を指定します。
- ErrorLevel: バーコードのエラー修正レベルを指定します。
- Type: PDF417 バーコードのタイプを選択します。使用可能なタイプは Normal および Simple です。
QRCode
- Model: QRCode のモデルを選択します。使用可能なモデルは Model1 および Model2 です。
- ErrorLevel: バーコードのエラー修正レベルを選択します。使用可能なオプションは、Low、Medium、Quality、High です。
- Version: バーコードのバージョンを指定します。
- Mask: バーコードのマスクに使用されるパターンを選択します。QRCode が正しく読み取られるようにするには、マスク処理で明度のバランスを取る必要があります。使用可能なオプションは、Auto、Mask000、Mask001、Mask010、Mask011、Mask100、Mask101、Mask110、Mask111 です。
- Connection: バーコードにコネクションを使用するかどうかを選択します。値は True または False です。
- ConnectionNumber: バーコードのコネクション番号を指定します。0 〜 15 の範囲の整数値を取ります。
RssExpandedStacked:
バーコードのクワイエットゾーンは、C1ReportDesigner のプロパティウィンドウで MarginBottom、MarginLeft、MarginRight、および MarginTop プロパティを使用して簡単に指定できます。