2015 v2 リリースでは、レポートプレビューコントロールがベータ版として導入されました。このコントロールは、モダン UI、複数のドキュメントまたはレポートを表示する機能など、完全な機能を備えた単体ビューアです。新しいリボン要素、グループ、サイドバーなどが、カスタマイズ用にユーザーに公開されている API と共に導入されています。
レポートプレビューコントロールは、さまざまなソースから取得したドキュメントやレポートを 1 つのビューアに表示したい場合に、これまで複雑だった実装を簡略化することを目的としています。
複数のドキュメントタイプのプレビュー
C1Report、SSRS(ページ区切り付きモードとページ区切りなしモードの両方)、C1Document などの複数のドキュメントまたはレポートタイプをさまざまなソースから 1 つのビューアに表示できます。
複数の形式のエクスポート
複数のエクスポート形式オプション(PDF、Doc、Excel(.xls、.xlsx)、MHTML、CSV、Tiff、bmp、emf、gif、jpeg、png、C1 Open XML、C1 バイナリドキュメント、C1 ドキュメント、Open XML Excel、Open XML Word、拡張メタファイル、XML、リッチテキストフォーマット、XPS など)がサポートされているため、より柔軟にドキュメントを保存および共有できます。
完全な機能を備えたプレビューコントロール
すべての主要な機能がコントロールのリボンにグループ化されています。[レポート]、[ページ]、[ナビゲーション]、[ズーム]、および[ツール]グループで、ドキュメントまたはレポートの開く/閉じる/エクスポート、印刷レイアウトの設定、ページの移動/ズーム、サムネイルのパネルのサポート、アウトライン、テキスト検索などの機能が提供されています。
次の図は、ReportPreview コントロールに .c1dx 形式のレポートを表示したところです。
ReportPreview コントロールは、SSRS レポートを表示する C1SsrsDocumentSource もサポートしているため、SSRS サーバー上のレポートツリーを参照して、個々のレポートをプレビューできます。
次の図は、ReportPreview コントロールに ComponentOne サーバー上の SSRS レポートを表示したところです。