デスクトップおよび Web 上のさまざまな多くのシナリオで C1Report を使用できますが、手順のメインシーケンスは常に同じです。
レポート定義の作成
これは、C1Report デザイナによるか、Microsoft Access のレポートデザイナを使用して直接実行し、C1Report デザイナにインポートできます。オブジェクトモデルを使用してグループとフィールドを追加するか、またはカスタム XML ファイルを記述するかのいずれかによって、コードを使用して実行することもできます。
C1Report コンポーネントへのレポートのロード
これは、[レポートのロード]コンテキストメニューを使用するか、プログラム操作で C1Report.Load メソッドを使用して、デザイン時に実行できます。デザイン時にレポートをロードすると、レポートはコントロールに保持(保存)され、レポート定義ファイルを配布する必要はありません。
レポートの表示(デスクトップアプリケーション)
デスクトップアプリケーションを記述する場合、C1Report.Document プロパティを使用して、レポートを C1PrintPreview コントロール(または、MicrosoftPrintPreview コントロール)に表示できます。プレビューコントロールは、画面上にレポートを表示し、ユーザーは、フルズーム、パンなどを使用してそれをプレビューできます。
レポートの表示(Web アプリケーション)
Web アプリケーションを記述する場合、C1Report.RenderToFile メソッドを使用して、レポートを HTML または PDF ファイルに表示し、ユーザーは任意のブラウザを使用して、これらを表示できます。
以下の手順では、レポート定義を作成する方法、レポートを C1Report コンポーネントにロードする方法、およびレポートを表示する方法について説明します。