機能は旧バージョンの製品に似ていますが、C1PrintDocument コンポーネントと印刷プレビューコントロールの両方のオブジェクトモデルが大幅に変更され、そのため、新しいコンポーネントは、古いコンポーネントとバイナリまたはコードでの互換性がないことに注意してください。
Reports for WinForms は、以下のアセンブリで構成されています。
C1.C1Report.2.dll は、C1PrintDocument およびC1Report コンポーネントとエクスポートなどの非 Windows Forms 固有のサービスを提供するその他のパブリッククラスを備えていまます。このアセンブリには、以下のコンポーネントが含まれています。
C1Report コンポーネントは、データに基づくバンドレポートを生成します。レポートをプリンタまたはプレビューコントロールに直接表示するか、さまざまな移植可能な形式(XLS、PDF、HTML、テキスト、および画像を含む)にエクスポートします。コンポーネントは、レポート定義を作成、カスタマイズ、ロード、および保存するための充実したオブジェクトモデルを表示します。
C1PrintDocument コンポーネントを使用して、印刷、プレビュー、ディスクファイルへの保存を行ったり、PDF(Portable Document Format)および RTF(Rich Text File)を含む多くの外部形式にエクスポートしたりできる複雑なドキュメントを作成できます。
C1MultiDocument コンポーネントは、メモリ制限のため単一のC1PrintDocumentオブジェクトで処理できない大容量ドキュメントを作成、保持、およびエクスポートできるように設計されています。
C1RdlReport により、Microsoft Reporting Services として SQL サーバーデータだけでなく、任意のデータソース(.mdb ファイルなど)を使用できる RDL レポートを生成できます。C1RdlReport コンポーネントは RDL 2008 仕様に基づく RDL ファイルをサポートします。
このアセンブリは、他の ComponentOne DLL ファイルを参照しません。このアセンブリのほとんどのクラスは、C1.C1Preview、C1.C1Report、および C1.C1Rdl.Rdl2008 名前空間内にあります。
C1.Win.C1Report.2.dll は、C1PrintDocument および以下の他のドキュメントタイプで使用できる Windows Forms コントロールを提供します。
プレビューペイン。このコントロールでは、プレビューするドキュメントのページを表示し、パン、ズーム、その他のプレビュー操作を行うことができます。フォームデザイナでは、コンテキストメニュー項目を介して、現在のフォーム上で標準ツールバーとステータスバーを作成できます。
統合された印刷プレビューコントロール。プレビューペイン、操作に関連する標準プレビューを備えるツールバー、サムネイルとアウトラインページを含むナビゲーションパネル、および拡張/縮小が可能なテキスト検索パネルが含まれています。
ネストされた印刷プレビューコントロールを持つダイアログボックスフォーム。
ナビゲーションページサムネイルを表示するために、プレビューペインに(PreviewPane プロパティを使用)アタッチできるパネル。
ドキュメントのアウトラインを表示するために、プレビューペインに(PreviewPane プロパティを使用)アタッチできるパネル。
ドキュメントのテキスト検索を実行するために、プレビューペインに(PreviewPane プロパティを使用)アタッチできるパネル。
このアセンブリは、C1PrintDocument を参照します。このアセンブリのほとんどのクラスは、C1.Win.C1Preview 名前空間内にあります。
含まれるレポーティングコンポーネントおよびコントロールに加えて、Reports for WinForms には、C1ReportDesigner のスタンドアロンアプリケーションも用意されています。
C1ReportDesigner アプリケーションは、C1Report レポート定義ファイルの作成と編集に使用するツールです。デザイナでは、C1Report コンポーネントによって読み取ることができるファイル(XML)を作成、編集、ロード、および保存することができます。
この製品は、.NET バージョン 2.0 以降が必要です。