このセクションでは、C1Ribbon を使用したプロジェクトとフォームの作成方法について説明します。

C1Ribbon では、Office 2007 UI で利用されるアプリケーションボタンやクイックアクセスツールバーなどの要素を Windows フォームのタイトルバー領域上に重ねて表示するために、C1RibbonForm という独自のリボンフォームコントロールが利用されます。そのため、プロジェクト作成方法が通常の Windows アプリケーションプロジェクトとは少々異なります。

• C1Ribbon を使用したアプリケーションを作成するための最も簡単な方法は、プロジェクトテンプレートを利用することです。「C1Ribbon アプリケーションプロジェクトの作成」トピックに従ってプロジェクトを作成すると、リボンとステータスバーを備えるアプリケーションが作成されます。
• 一部のフォームだけで C1Ribbon を使用する場合は、Windows アプリケーションを作成してからリボンフォームを追加する方法も有効です。具体的な作成方法は、「Windows アプリケーションプロジェクトの作成」および「リボンフォームの作成」を参照してください。
• 既存アプリケーションの UI を C1Ribbon に置き換えるケースでは、コードを編集することで Windows フォームをリボンフォームに変更することができます。変更方法は 「Windows フォームをリボンフォームに変更する」を参照してください。