Ribbon (Classic) for WinForms では、エンドユーザーに表示されるすべての文字列をローカライズ(翻訳)できるようになりました。C1Ribbon (Classic) のローカライズは、Localizable プロパティを使用して .NET Windows フォームで採用されている標準のローカライズと同じ方法に基づきます。Windows フォームと同様に、Ribbon でも複数のカルチャに対応するリソースファイル(拡張子 .resx)群を作成できます。アプリケーションの実行時に、これらのリソースや言語を切り替えることができます。C1Ribbon (Classic) DLL のコンポーネントを使用するアプリケーションのすべての部分で、同じローカライズリソースを使用する必要があります。
アプリケーションの C1Ribbon コンポーネントをローカライズするには、次の手順に従います。


[ローカライズ]項目がクリックされると、次の[ローカライズ]ダイアログボックスが表示されます。

[ローカライズ]ダイアログボックスで、C1Ribbon (Classic) アセンブリ(C1.Win.C1Ribbon.4.5.2.dll)をローカライズしたり、ローカライズされたリソースをソリューションの任意のプロジェクトに保存することができます。
[ローカライズ]ダイアログボックスの左側のツリーには、ローカライズ可能な文字列の ID がリストされ、右側には、それらの文字列が表示されます。このツリー構造は、Strings クラスのサブクラスの階層を反映しています。右パネルには、すべての文字列を表示することも、選択したツリーノードに属する文字列だけを表示することもできます。
この文字列リストには次の列があります。
| 列 | 説明 | 
|---|---|
| 名前 | 文字列の名前(ID)。この列には、選択されているツリーノードが繰り返し表示されます。非表示にすることもできます。 | 
| デフォルト値 | 文字列のデフォルト(英語)値。 | 
| 値 | 現在選択されているカルチャ(列ヘッダーに表示)に対応する文字列値。 | 
リストの下には、現在選択されている文字列の値と、オプションで説明が表示されます。
ステータスバーには、ローカライズされたリソースが含まれるプロジェクトと、現在ローカライズされている C1 アセンブリの名前が表示されます。