Scheduler for WinForms
手順 1:スケジュール作成アプリケーションの作成

この手順では、 C1Calendar and C1Schedule コントロールを使用して簡単なスケジュール作成アプリケーションを作成します。その後、組み込みのスマートデザイナを使用して、プロジェクトへのコードの追加なしで、スケジュール作成アプリケーションの外観をカスタマイズします。

まず、以下の手順を実行します。

  1. 新しい .NET プロジェクトを作成します。
  2. SplitContainer コントロールをフォームに追加し、Orientation プロパティを Horizontal に設定します。
  3. SplitContainer をフォームにドッキングしない場合、Dock プロパティを Fill に設定します。
  4. SplitContainer の上ペインである Panel1 を選択し、C1Calendar コントロールをフォームのこのペイン内に追加します。
  5. C1Calendar1Dock プロパティを Fill に設定します。
  6. SplitContainer の下ペインである Panel2 を選択し、C1Schedule コントロールをフォームのこのペイン内に追加します。
  7. Set C1Schedule1Dock プロパティを Fill に設定します。
    フォームは次の図のように表示されるはずです。
  8. C1Calendar コントロールの左上近くにある C1Calendar スマートデザイナ を開き、C1Calendar 設定のいくつかを設定します。C1Calendar スマートデザイナの詳細については、 C1Calendar スマートデザイナを参照してください。
  9. C1Calendar スマートデザイナ設定 ボタンをクリックし、設定ダイアログボックスを開き、以下を実行します。
    • C1Schedule コントロール のドロップダウンリストから C1Schedule1 を選択し、C1Calendar コントロールを C1Schedule コントロールにリンクします。
    • カレンダーサイズ ボックスを 3 に設定します。
    • 設定 ダイアログボックスを閉じます。
    注意:CalendarDimensions プロパティは使用可能なスペースに収まる月の数だけ表示できます。
  10. 新しい C1Calendar ディメンションに合わせて、フォームと SplitContainer をサイズ変更します。
  11. C1Calendar スマートデザイナ]の〈視覚スタイル〉ボタンをクリックし、[視覚スタイル]ダイアログボックスを開きます。
  12. 視覚スタイル ダイアログボックスで、 現在の視覚スタイル のドロップダウンリストから Office 2007 Black を選択して、このダイアログボックスを閉じます。
  13. C1Schedule コントロールの左上近くにあるC1Schedule スマートデザイナ を開き、C1Schedule 設定のいくつかを設定します。C1Schedule スマートデザイナ へのアクセスの詳細については、C1Schedule Smart Designer を参照してください。
  14. カレンダー設定 ボタンをクリックし、カレンダー設定ダイアログボックスで、最初の日付ドロップダウンボックス内の年を 2005 に変更します。
  15. C1Schedule スマートデザイナ視覚スタイルボタンをクリックして、視覚スタイル ダイアログボックスを開き、以下を実行します。
    • 現在の視覚スタイル のドロップダウンリストから Office 2007 Black を選択します。
    • 週ビューボタンをクリックします。
    • 視覚スタイル ダイアログボックスを閉じます。

プログラムを実行し、次のことを確認します。

定義済みの視覚スタイルを使用する3カ月カレンダーによる週ビューの簡単なスケジュールアプリケーションが表示されます。

1行のコードも書かずに、簡単なスケジュールアプリケーションの作成に成功しました。次の手順では、C1Schedule コントロールをデータソースにバインドする方法について学びます。