この手順では、 C1Calendar and C1Schedule コントロールを使用して簡単なスケジュール作成アプリケーションを作成します。その後、組み込みのスマートデザイナを使用して、プロジェクトへのコードの追加なしで、スケジュール作成アプリケーションの外観をカスタマイズします。
まず、以下の手順を実行します。
- 新しい .NET プロジェクトを作成します。
- SplitContainer コントロールをフォームに追加し、Orientation プロパティを Horizontal に設定します。
- SplitContainer をフォームにドッキングしない場合、Dock プロパティを Fill に設定します。
- SplitContainer の上ペインである Panel1 を選択し、C1Calendar コントロールをフォームのこのペイン内に追加します。
- C1Calendar1 の Dock プロパティを Fill に設定します。
- SplitContainer の下ペインである Panel2 を選択し、C1Schedule コントロールをフォームのこのペイン内に追加します。
- Set C1Schedule1 の Dock プロパティを Fill に設定します。
フォームは次の図のように表示されるはずです。
- C1Calendar コントロールの左上近くにある C1Calendar スマートデザイナ を開き、C1Calendar 設定のいくつかを設定します。C1Calendar スマートデザイナの詳細については、 C1Calendar スマートデザイナを参照してください。
- C1Calendar スマートデザイナ の 設定 ボタンをクリックし、設定ダイアログボックスを開き、以下を実行します。
- C1Schedule コントロール のドロップダウンリストから C1Schedule1 を選択し、C1Calendar コントロールを C1Schedule コントロールにリンクします。
- カレンダーサイズ ボックスを 3 に設定します。
- 設定 ダイアログボックスを閉じます。
- 新しい C1Calendar ディメンションに合わせて、フォームと SplitContainer をサイズ変更します。
- C1Calendar スマートデザイナ]の〈視覚スタイル〉ボタンをクリックし、[視覚スタイル]ダイアログボックスを開きます。
- 視覚スタイル ダイアログボックスで、 現在の視覚スタイル のドロップダウンリストから Office 2007 Black を選択して、このダイアログボックスを閉じます。
- C1Schedule コントロールの左上近くにあるC1Schedule スマートデザイナ を開き、C1Schedule 設定のいくつかを設定します。C1Schedule スマートデザイナ へのアクセスの詳細については、C1Schedule Smart Designer を参照してください。
- カレンダー設定 ボタンをクリックし、カレンダー設定ダイアログボックスで、最初の日付ドロップダウンボックス内の年を 2005 に変更します。
- C1Schedule スマートデザイナ の 視覚スタイルボタンをクリックして、視覚スタイル ダイアログボックスを開き、以下を実行します。
- 現在の視覚スタイル のドロップダウンリストから Office 2007 Black を選択します。
- 週ビューボタンをクリックします。
- 視覚スタイル ダイアログボックスを閉じます。
プログラムを実行し、次のことを確認します。
定義済みの視覚スタイルを使用する3カ月カレンダーによる週ビューの簡単なスケジュールアプリケーションが表示されます。
1行のコードも書かずに、簡単なスケジュールアプリケーションの作成に成功しました。次の手順では、C1Schedule コントロールをデータソースにバインドする方法について学びます。