C1.Win.C1Tile.Tile コンポーネントは PropertyMapping クラスを使用して、データソースの項目のプロパティと、それに対応する C1.Win.C1Tile.Tile コンポーネントのプロパティを関連付けます。
PropertyMapping クラスには、以下のメンバが含まれています。
プロパティ | 説明 |
---|---|
Comment |
PropertyMapping オブジェクトのコメントを指定します。 |
DataField |
タイルプロパティにマップされるデータソースのフィールド。 |
DataSource |
グループ内のタイルセル間のギャップを指定します。 |
Lookup | ルックアッププロパティをカプセル化します。 |
TileControl | C1.Win.C1Tile.C1TileControl の所有者を取得します。 |
TileProperty | マッピングの対象である C1.Win.C1Tile.Tile オブジェクトのプロパティを取得または設定します。 |
TileProperty は、TileProperty 列挙値のいずれかに設定できます。
C1TileControl は、あるテーブルの外部キーフィールドの値に基づいて別のテーブルの情報を表示するために、MappingLookup クラスを使用します。
たとえば、売上データベースに Products というテーブルがあるとします。Products テーブルの各レコードには、その製品が属するカテゴリを示す CategoryID があります。CategoryID は、Categories テーブルのカテゴリレコードを指す外部キーです。(Products テーブルから)製品のリストを表示するときに、ProductsID ではなく、各製品の実際のカテゴリ名を表示することを考えます。カテゴリ名はカテゴリテーブルにあるため、Products テーブルのデータを表示する際には、ルックアップテーブルとなる MappingLookup クラスを作成する必要があります。このクラスは、Products レコードの CategoryID 値を受け取り、その値を使用してリレーションシップをたどり、わかりやすいカテゴリ名を返します。この概念をルックアップテーブルと呼びます。ルックアップテーブルを作成する例については、「手順 6:TileControl のプロパティマッピングの設定」を参照してください。
MappingLookup クラスには、以下のメンバが含まれています。
プロパティ | 説明 |
---|---|
DataSource |
ルックアップ対象のデータソースオブジェクトを取得または設定します。. |
DisplayMember |
タイルプロパティにマップされるデータソースのフィールド。 |
ValueMember |
C1.Win.C1Tile.PropertyMapping.DataField の外部キーと一致する値(主キー)のソースとして使用するフィールドを取得または設定します。 |