TileControl は、グループ内のタイルの自動または手動レイアウトを使用します。AutomaticLayout プロパティは、タイルを自動または手動で配列するかどうかを決定します。手動レイアウトを使用すると、タイルをフォーム上の任意の場所にドラッグ&ドロップできます。 タイルは任意のサイズを設定できます。大きいサイズと小さいサイズだけに限定されません。タイル(正確にはタイルテンプレート)の内部レイアウトは非常に柔軟です。ドッキングして積み重ねたパネル、ネストしたパネル、テキスト要素、および画像を使用できます。 また、レイアウトを XML ファイルに保存し、いつでも XML ファイルの読み込みできます。
TileControl のタイルのレイアウトはレイアウトプロパティから完全にカスタマイズできます。 デフォルトでは、タイルは各グループ内で水平に配列されますが、Orientation プロパティから垂直に変更できます。 水平レイアウトモードを使用すると、Tile コントロールは Windows 8 UI のような表示になります。垂直レイアウトを使用すると、Tile コントロールは高度なリストボックスのような表示になります。
下表は、C1TileControl のすべてのタイルに共通な表面/レイアウトのプロパティです。
プロパティ | 説明 |
---|---|
AutomaticLayout |
タイルを自動または手動で配列するかどうかを示します。 |
CellHeight |
1つのタイルセルの高さを指定します。 |
CellSpacing |
グループ内のタイルセル間の間隔を指定します。 |
CellWidth |
1つのタイルセルの幅を指定します。 |
MaximumRowsOrColumns |
自動レイアウトモードのセルの行または列の最大数を指定します。 |
Orientation |
タイルグループの配列方法を指定します。 |
ScrollBarStyle |
デフォルトまたはシステムスクロールバーを表示するかどうかを指定します。 |
ScrollOffset |
スクロール可能領域の負またはゼロオフセットを指定します。 |
SurfaceContentAlignment |
スクロール可能表面上のグループの配置を指定します。 |
SurfacePadding |
スクロール可能表面の内部スペース。 |
設定を先行の Surface プロパティに適用すると、追加された任意の新しいタイルにもそれらの同じ設定が適用されます。 タイルに異なるレイアウトを設定する場合は、独自のテンプレートをタイルに適用する必要があります。
新しいグループが追加されると、タイルはデフォルトの Orientation 設定によって水平に表示されます。 下図は、タイルの Horizontal 表示方向を例示します。