TreeView for WinForms

TreeView コントロールには、連結と非連結の 2 種類の列があります。非連結モードの列は、データソースのフィールドには連結されず、ノードの文字列表現を表示します。連結モードの列は、TreeView のデータソースから列データを取得し、基底のデータを表示します。

デフォルトでは、TreeView には 1 つの列が含まれます。しかし、さまざまな状況で TreeView の Columns コレクションに複数の列を追加してコントロールを使用することができます。たとえば、複数の列を使用して、いくつかの地域の 2 年間の売上データを表示することができます。

このコントロールでは、C1TreeColumn コレクションエディターを使用して設計時に簡単に列を追加できます。詳細については、「コレクションエディター」を参照してください。

コードで列を作成する場合は、C1TreeColumn のインスタンスを作成し、それを C1TreeView の Columns コレクションに追加します。TreeView の Columns コレクションからすべての列を削除するには、C1TreeColumnCollection の Clear メソッドを使用します。また、パラメータとして C1TreeColumn 型のインスタンスを受け取る Remove メソッドを使用すると、最初に見つかった指定した列をコレクションから削除できます。パラメータとして整数型の列インデックス値を受け取る RemoveAt メソッドを使用して、指定したインデックスにある列を削除することもできます。

次のコードスニペットは列を作成し、そのヘッダーと名前を指定し、その列を TreeView の Columns コレクションに追加します。

' Columnsコレクションをクリアします。
C1TreeView1.Columns.Clear()

' 列を作成します。
Dim Column1 As New C1.Win.TreeView.C1TreeColumn()

' 列ヘッダーに名前を付けます。
Column1.HeaderText = "Column1"

' 列に名前を付けます。
Column1.Name = "Column1"

' TreeViewの列コレクションに列を追加します。
C1TreeView1.Columns.Add(Column1)
// Columnsコレクションをクリアします。
c1TreeView1.Columns.Clear();

// 列を作成します。
C1.Win.TreeView.C1TreeColumn Column1 = new C1.Win.TreeView.C1TreeColumn();

// 列ヘッダーに名前を付けます。
Column1.HeaderText = "Column1";

// 列に名前を付けます。
Column1.Name = "Column1";

// TreeViewの列コレクションに列を追加します。
c1TreeView1.Columns.Add(Column1);