Copyright © GrapeCity inc. All rights reserved.
True DBGrid for WinForms
フィルタバーに入力促進文字列を追加する
データ表示テクニック > DataSet 内のデータのフィルタ処理 > フィルタバーに入力促進文字列を追加する

フィルタバーに入力促進文字列を追加し、デフォルトテキストとともに簡単に表示できます。この入力促進文字列を使ってテキストのフィルタリングやデフォルト値を追加するための指示を表示し、特定のフィルタバーのセルに入力できる値をユーザーに理解してもらうことなどできます。フィルタバーにテキストを表示するには、FilterWatermark プロパティに文字列を設定するだけです。

たとえば次のコードで、最初のフィルタバーのセルの FilterWatermarkFilter Meを設定します。

Visual Basic コードの書き方

Visual Basic
コードのコピー
' 最初の列の C1DataColumn.FilterWatermark プロパティを設定します。
Me.C1TrueDBGrid1.Columns(0).FilterWatermark = "Filter Me"

C# コードの書き方

C#
コードのコピー
// 最初の列の C1DataColumn.FilterWatermark プロパティを設定します。
this.c1TrueDBGrid1.Columns[0].FilterWatermark = "Filter Me";

入力促進文字列のあるフィルタバーのセルの背景色が変わったのが分かります。

次のコードでは、FilterWatermark は各列のキャプションのテキスト値に設定されます。

Visual Basic コードの書き方

Visual Basic
コードのコピー
Dim colcount As Integer
colcount = 0
While C1TrueDBGrid1.Columns.Count > colcount
'各列の C1DataColumn.FilterWatermark プロパティを各列のキャプションに設定します。
C1TrueDBGrid1.Columns(colcount).FilterWatermark = C1TrueDBGrid1.Columns(colcount).Caption
colcount = colcount + 1
End While

C# コードの書き方

C#
コードのコピー
int colcount; 
colcount = 0; 
while (c1TrueDBGrid1.Columns.Count > colcount) 
{ 
    // 各列の C1DataColumn.FilterWatermark プロパティを各列のキャプションに設定します。
    this.c1TrueDBGrid1.Columns[colcount].FilterWatermark = c1TrueDBGrid1.Columns[colcount].Caption; 
    colcount = colcount + 1; 
}

グリッドは、次のようになります。

テキストがフィルタリングされると、入力促進文字列は見えなくなるのが分かります。

FilterWatermark のスタイルの外観を変更するには、FilterWatermarkStyle プロパティを使用します。スタイルについての詳細は、スタイルの使用方法を参照してください。

関連トピック