設計時に行の高さを対話式に設定するには、グリッドをそのビジュアルな編集モードに置くか、Visual Studio のプロパティウィンドウでグリッドの RowHeight プロパティを変更します。AllowRowSizing が RowSizingEnum.AllRows または RowSizingEnum.IndividualRows に設定されている場合は、設計時に行の高さを対話式に調整できます。詳細については、実行時の操作を参照してください。
RowHeight プロパティは、コンテナの座標系の単位で表されます。ただし、0に設定すると、各行が現在のフォントで1行分の高さになるように、グリッドの表示が再調整されます。したがって、次のコードを使用すると、ちょうど3行のテキストが表示されるように、行の高さを調整できます。
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic |
コードのコピー
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Me.C1TrueDBGrid1.RowHeight = 0 Me.C1TrueDBGrid1.RowHeight = 3 * Me.C1TrueDBGrid1.RowHeight |
C# コードの書き方
C# |
コードのコピー
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this.c1TrueDBGrid1.RowHeight = 0; this.c1TrueDBGrid1.RowHeight = 3 * this.c1TrueDBGrid1.RowHeight; |
このテクニックは、次の図のように、フィールドに複数行のメモを表示する場合に特に有効です
[概要] 列の Style オブジェクトの WrapText プロパティを True に設定する必要があることに注意してください。そうしないと、メモフィールドが1行目の末尾で切れてしまいます。