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True DBGrid for WinForms
マスクされた入力の更新方法を制御する
セルの編集テクニック > 入力マスク > マスクされた入力の更新方法を制御する

通常、EditMaskプロパティが設定されている列にあるセルの編集をユーザーが完了すると、TrueDBGrid が変更されたセルテキストをキャッシュしますが、入力マスクテンプレート内のリテラル文字は、変更されたセルテキストから事前に取り去られます。この動作を変更するには、EditMaskUpdateプロパティを使用します。

デフォルトでは、EditMaskUpdate プロパティは False になっています。この設定では、変更されたセルテキストがデータベースに更新される際に、セル内に表示されている書式設定されたテキストではなく、キャッシュにあるテキスト(リテラルなし)が送られます。このデフォルトの動作を変更するには、EditMaskUpdate プロパティを True に設定します。これにより、キャッシュ内のテキストは、EditMask プロパティに従って書式設定されてから、データベースに更新されます。

したがって、EditMaskUpdate プロパティを設定して、適切なデータがデータベースに送られて更新されるようにすることが重要です。