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True DBGrid for WinForms
ユーザーの操作を通してスプリットを作成およびサイズ変更する
スプリットの使用方法 > ユーザーの操作を通してスプリットを作成およびサイズ変更する

コードを使用すると、スプリットを作成したり、サイズ変更することができます。ただし、スプリットを対話式に作成およびサイズ変更する機能をユーザーに提供するには、スプリットのAllowHorizontalSplit  プロパティまたは  AllowVerticalSplit プロパティを True に設定します。デフォルトでは、どちらのプロパティも False に設定されており、ユーザーはスプリットを作成したり、サイズ変更することができません。

次の図は、これらのプロパティを False に設定した場合のグリッドの例です。水平スクロールバーの左端や垂直スクロールバーの上端にスプリットボックスがないことに注意してください。

垂直スプリット

次の例では、スプリットの AllowVerticalSplit プロパティを True に設定しています。

Visual Basic コードの書き方

Visual Basic
コードのコピー
Me.C1TrueDBGrid1.AllowVerticalSplit = True

C# コードの書き方

C#
コードのコピー
this.c1TrueDBGrid1.AllowVerticalSplit = true;

これにより、垂直スクロールバーの上端にスプリットボックスが表示されます。ユーザーは、このスプリットボックスを使用して、実行時に新しいスプリットを作成できます。



水平スプリット

次の例では、スプリットの AllowHorizontalSplit プロパティを True に設定しています。

Visual Basic コードの書き方

Visual Basic
コードのコピー
Me.C1TrueDBGrid1.AllowHorizontalSplit = True

C# コードの書き方

C#
コードのコピー
this.c1TrueDBGrid1.AllowHorizontalSplit = true;

これにより、水平スクロールバーの左端にスプリットボックスが表示されます。ユーザーは、このスプリットボックスを使用して、実行時に新しいスプリットを作成できます。


新しいスプリットは、元のスプリットからプロパティを継承します。どちらのスプリットの SplitSizeMode プロパティも、元のスプリットの SplitSizeMode に関係なく、自動的に 0 - Scalable に設定されます。両方のスプリットの SplitSize プロパティは、それらのスプリットのサイズの比率に正しく設定されます。SplitSize プロパティの値は、やや大きくなる場合があります。これは、ユーザーがポインタを任意の位置にドラッグするのに対して、C1TrueDBGrid がスプリットの合計サイズとして最小公倍数を選択する必要があるためです。

ユーザーが2つのスプリットの間にあるスプリットボックスをポイントすると、ポインタが水平方向の矢印付の2本の垂直線に変わります。このポインタを左右にドラッグすると、スプリットの相対的なサイズを調整できます。

まとめ

コードを使用して、スプリットを作成したり、サイズ変更することができる。ただし、実行時にスプリットを対話式に作成およびサイズ変更する機能をユーザーに提供するには、AllowHorizontalSplit プロパティおよび AllowVerticalSplit プロパティを設定する必要がある。

2つのスプリットの相対的なサイズを変更できるのは、両方のスプリットの AllowVerticalSizing プロパティまたは AllowHorizontalSizing プロパティが True の場合だけである。ユーザーがサイズの変更を完了すると、2つのスプリットの合計サイズは変わらないが、両方のスプリットの SplitSizeMode プロパティが、以前の設定に関係なく、自動的に Scalable に設定される。2つのスプリットの SplitSize プロパティは、それらの新しいサイズの比率を反映するように設定される。

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