グリッドのデータを編集するには、C1TrueDBGrid の AllowUpdate プロパティを True に設定する必要があります。デフォルト値は True です。
ユーザーがセルに移動して入力を開始すると、セルのデータは入力された内容に置き換えられます。また、現在のセル内をクリックするとグリッドが編集モードになり(EditActive プロパティが True)、ユーザーがセルのデータを変更できるようになります。
編集中は、[←] キーや [→] キーを使用して、セル内でカーソルを移動できます。カーソルがセルのテキストの先頭または末尾にある場合に[←] キーまたは [→] キーを使用すると、編集を終了して隣のセルに移動できます。 [↑] キーまたは [↓]キーを使用すると、編集を終了し、現在の行の1つ上または下の行のセルに移動できます。また、[Enter] キーを押すと、現在のセルから移動せずに編集を終了できます。
行内の1つ以上のセルが変更されると、レコードセレクタ列に鉛筆アイコンが表示され、行内のデータが変更されたことを示します。鉛筆アイコンは、グリッドの EditActive プロパティが True であることを意味するのではありません。これは、グリッドの DataChanged ロパティが True であることを意味します。現在のセルに対して行われた変更を取り消すには、[Esc] キーを押します。また、別の行に移動する前であれば、現在の行内の任意の列に再度移動して [Esc]キーを押すと、そのセルを元の値に復元できます。行内にある変更されたすべてのセルでこの手順を繰り返すと、レコードセレクタの鉛筆アイコンは消えます。
別の行をクリックしたり、[↑] キーまたは [↓] キーを押して別の行に移動すると、変更されたレコードに基づいてデータベースが更新されます。正しく更新が行われると、鉛筆アイコンは消えます。どのグリッド列も変更されていない場合は、行を移動しても更新は行われません。