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True DBGrid for WinForms
セルの編集を開始する
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セルには表示モードと編集モードがあり、EditActive プロパティによってモードを設定または取得できます。EditActive プロパティを True に設定すると、現在のセルを編集モードにできます。また、False に設定すると、編集を終了できます。ユーザーは、現在のセルをクリックするか、F2キーを押すと、編集モードに移行できます。MarqueeStyleプロパティがFloatingEditor以外の場合、編集モードに移行するとセルの値が全選択された状態になります。点滅するテキストカーソル(カレット)が、セルをクリックした場合はテキストの先頭に、F2キーを使用した場合はテキストの末尾に表示されます。セルが編集モードになると、BeforeColEdit イベントが発生します。セルが編集モードの場合、EditActive プロパティは True です。

フローティングエディタは動作が異なります。編集モードに入るには、セルテキスト内の任意の文字の位置をクリックして、テキストを挿入する位置を指定します。F2キーを押すと、点滅するカーソルがセルの末尾に表示されます。ユーザーがセルテキストを変更するまで、BeforeColEdit イベントは発生せず、EditActive プロパティは False です。