NumberFormat プロパティがグリッド内のデータの表示だけに影響することは重要です。EditMask プロパティの値を指定しないかぎり、入力テンプレートは適用されず、ユーザーは、書式設定されたセルにも自由に入力できます。別のセルに移動すると、ユーザーが入力した値は適切に解釈され、NumberFormat の設定に従ってデータが表示し直されます。
たとえば、列に Medium Date 書式を設定すると、Saturday, April 25, 1998, 12:00:00 AM という日付は、曜日と時間が無視されて、25-Apr-98 と表示されます。ユーザーが July とだけ入力して別の行に移動すると、グリッドは、入力された日付の値を正しく解釈できず、トラップ可能なエラーが発生します。ユーザーが oct 5 または 10/5 と入力した場合、入力された日付は October 5, 2009 と解釈されます(年は現在の年と見なされる)。データベースの更新が成功すると、Medium Date 書式が設定されているため、入力された日付が 05-Oct-09 と表示し直されます。