AllowColMove プロパティが True の場合、ユーザーは、選択しておいた列をまとめて別の場所に移動できます。それには、選択した列のヘッダ領域内でマウスのボタンを押します。ポインタが矢印に変わり、矢印の先端には列ヘッダボックスが、矢印の右下隅には小さな四角形が表示されます。また、2つの赤い三角形で表される位置マーカが列の左端に表示されて、列を強調表示します。
位置マーカをドラッグして、選択した列の移動先を指定します。ポインタが列の右端をまたいで移動するたびに、位置マーカの位置が変わります。
マウスのボタンを離して、操作を完了します。これにより、選択した列がただちに位置マーカの左に移動します。移動した列は選択されたままです。
ユーザーがマーカーを現在選択されている範囲内の位置へドラッグしても、移動は発生しません。選択されていない列をインタラクティブに移動することはできません。
移動が行われると、影響を受けるすべての列について、列コレクションのインデックスが調整されます。
ColMove イベントで Cancel 引数を True に設定することで、実行時に対話式に列が移動されないようにできます。