ColumnCaptionHeight はスプリット固有のプロパティで、列ヘッダの高さを制御します。デフォルトでは、このプロパティは、HeadingStyle のフォントの設定に基づいています。列ヘッダに複数行のテキストを表示する必要がある場合は、次のコード例に示すように、追加される行が収まるように ColumnCaptionHeight プロパティを大きくします。
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic |
コードのコピー
|
---|---|
With Me.C1TrueDBGrid1 .Splits(0).ColumnCaptionHeight = .Splits(0).ColumnCaptionHeight * 2 .Columns(0).Caption = "First line" + vbCrLf + "Second line" End With |
C# コードの書き方
C# |
コードのコピー
|
---|---|
this.c1TrueDBGrid1.Splits[0].ColumnCaptionHeight = this.c1TrueDBGrid1.Splits[0].ColumnCaptionHeight * 2; this.c1TrueDBGrid1.Columns[0].Caption = "First line\nSecond line"; |
上のコードでは、Visual Studio の vbCrLf 定数を使用して、キャプションテキスト内の改行を指定しています。このコードを実行すると、最初の列のキャプションには2行のテキストが含まれ、2番目の列のキャプションは垂直方向に中央揃えされます。
同様に、ColumnFooterHeight プロパティを設定して列フッタの高さを制御したり、列の FooterText プロパティを設定する際に、vbCrLf 定数を使って改行を指定することができます。