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True DBGrid for WinForms
長いフィールドにドロップダウン編集コントロールを提供する
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長すぎてセルに収まらないセルテキストを編集しようとすると、自動的に複数行ドロップダウンテキストエディタがアクティブになります。編集中、ドロップダウン編集コントロールには、列のスタイルのWrapText プロパティの設定に関係なく、文字が折り返して表示されます。ドロップダウンテキストエディタを無効にして、常にセルの境界内で編集するには、グリッドのEditDropDown プロパティを False に設定します(デフォルトは True )。グリッドのMarqueeStyle プロパティが 6 -MarqueeEnum.FloatingEditor に設定されている場合は、ドロップダウンテキストエディタを使用できません。次のコードは、Comments 列にあるセルデータを変更するために、グリッドに組み込まれている列ボタン機能を使用して、ドロップダウン編集コントロールをアクティブにします。

Visual Basic
コードのコピー
Private Sub Form1_Load(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles MyBase.Load
    With Me.C1TrueDBGrid1
        .MarqueeStyle = MarqueeEnum.SolidCellBorder
        .Splits(0).DisplayColumns("Comments").Button = True
 
        ' True がデフォルトなので、なくても同じです
        .EditDropDown = True 
    End With
End Sub
 
Private Sub C1TrueDBGrid1_ButtonClick(ByVal sender As Object, ByVal e As C1.Win.C1TrueDBGrid.ColEventArgs) Handles C1TrueDBGrid1.ButtonClick
    ' セルを編集モードにします
    Me.C1TrueDBGrid1.EditActive = True 
End Sub

C#
コードのコピー
private void Form1_Load(System.object sender, System.EventArgs e)
{
    C1TrueDBGrid1.MarqueeStyle = MarqueeEnum.SolidCellBorder;
    C1TrueDBGrid1.Splits[0].DisplayColumns["Comments"].Button = true;
 
    // True がデフォルトなので、なくても同じです
    C1TrueDBGrid1.EditDropDown = true;
}
 
private void C1TrueDBGrid1_ButtonClick(object sender, C1.Win.C1TrueDBGrid.ColEventArgs e)
{
    // セルを編集モードにします
    this.c1TrueDBGrid1.EditActive = true; 
}

現在のセルが Comments 列にある場合は、現在のセルまたは組み込みボタンをクリックして、編集を開始できます。