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True DBGrid for WinForms
チュートリアル8: ドロップダウンコントロールをグリッドセルに結び付ける
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このチュートリアルでは、複数列の C1TrueDBDropDown コントロールをグリッドセルに結び付ける方法を学びます。 チュートリアル7: 組み込みコンボを使って変換データを表示する で説明した組み込みコンボボックスとは異なり、 C1TrueDBDropDown コントロールは、データソースに連結できます。これは、二次的なルックアップテーブルを使用するデータ入力に最適です。このドロップダウンコントロールは、現在のセル内にあるボタンをクリックするたびに表示されます。このボタンは、ユーザーがドロップダウンコントロールの接続先の列にフォーカスを与えると自動的に表示されます。

以下の手順を実行します。

  1. チュートリアル6: 連結グリッド内で非連結列を定義する で作成したプロジェクトから始めます。
  2. C1TrueDBDropDown コントロール(C1TrueDBDropDown1)をフォームに追加します。C1TrueDBDropDown のアイコンは次のとおりです。
  3. C1TrueDBDropdown タスクメニューで、データソースの選択ドロップダウン矢印をクリックし、ドロップダウンボックスからプロジェクトのデータソースの追加リンクを選択します。 データソース構成ウィザードが表示されます。データソースの種類の選択ページ上で選択されているデフォルト設定であるデータベースをそのままにして、次へをクリックします。新しい接続ボタンをクリックし、新しい接続を作成するか、ドロップダウンリストからC1TDGBDemo.mdbを選択します。データベースオブジェクトの選択ページで、CustType テーブルを選択し、TypeIDTypeDescのフィールドを含めます。データセット名ボックスに DsCustType と入力し、完了をクリックしてウィザードを終了します。新しいデータソースをプロジェクトに追加する方法については、手順 2:DataSet への C1TrueDBGrid の連結を参照してください。
  4. VisualStudio はForm_Load イベントにデータセットにデータを設定するためのコードを追加します。

    Visual Basic コードの書き方

    Visual Basic
    コードのコピー
    Me.CustTypeTableAdapter.Fill(Me.DsCustType.CustType)
    

    C# コードの書き方

    C#
    コードのコピー
    this.CustTypeTableAdapter.Fill(this.DsCustType.CustType);
    
  5. Form1 のLoadイベントで、C1TrueDBDropDown1 を顧客タイプ列に設定するためのコードをさらに追加します。

    Visual Basic コードの書き方

    Visual Basic
    コードのコピー
    Me.C1TrueDBGrid1.Columns("CustType").DropDown = Me.C1TrueDBDropdown1
    

    C# コードの書き方

    C#
    コードのコピー
    this.c1TrueDBGrid1.Columns("CustType").DropDown = this.c1TrueDBDropdown1;
    
  6. プロパティウィンドウで、C1TrueDBDropDown1DisplayMember プロパティを タイプID に設定します。このプロパティは、どの列が Dropdown の連結先のグリッド列と同期されるのかを Dropdown に通知します。

プログラムを実行し、次の動作を確認します。

これでチュートリアル 8 は終了です。