C1DisplayColumnCollection は、表示、色、フォントなどに関する列プロパティのコレクションです。これらのプロパティは、SplitCollectionの下の Columns 識別子の下にあります。また、これらのプロパティはスプリット固有です。つまり、C1DisplayColumn の各プロパティは、スプリットごとに異なる値を持つことができます。コード内でこれらプロパティにアクセスするには、この SplitCollection を使用します。次に例を示します。
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic |
コードのコピー
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Me.C1TrueDBGrid1.Splits(0).DisplayColumns(0).Merge = True |
C# コードの書き方
C# |
コードのコピー
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this.c1TrueDBGrid1.Splits[0].DisplayColumns[0].Merge = true; |
スプリット固有の列プロパティとさまざまなコレクションを持つ C1TrueDBGrid のオブジェクトモデルを考えると、これらのプロパティの多くは、簡単に効率よく検索したり、設定することができません。ただし、.NET には、C1TrueDBGrid コントロールのコレクションのプロパティを分類したり、設定するために便利なコレクションエディタが用意されています。このエディタには、SplitCollection エディタからアクセスできます。それには、Visual Studio のプロパティページで、グリッドの Splits プロパティの横にある省略符ボタンをクリックします。SplitCollection エディタで、 DisplayColumns プロパティの横にある省略符ボタンをクリックすると、エディタが起動します。
このエディタには2つのペインがあります。左ペインには、[メンバ]見出しの下にグリッド内の現在の列が表示されます。右ペインには、左ペインで強調表示されている列の表示関連のプロパティが表示されます。
C1DisplayColumnCollection エディタには、<追加>ボタンまたは<削除>ボタンがないことに注意してください。グリッド内の各スプリットに複数の DisplayColumns が存在することがあるため、列の追加または削除は、C1TrueDBGrid デザイナで行う必要があります。これにより、列は、すべてのスプリットに追加されたり、すべてのスプリットから削除されます。