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True DBGrid for WinForms
非連結列
データ連結 > 非連結列

通常、C1TrueDBGrid は、連結されたデータベースフィールドから取得したデータを自動的に表示します。しかし、データベースフィールドから派生される列、またはデータベース内の情報とは無関係な(または、ゆるやかな関係の)列によって、レイアウト内のフィールドを補完できるとよい場合もあります。たとえば、データベースに Balance (収支)フィールドがある場合、そのフィールドの代わりに、Credit (貸方)と Debit (借方)の2つの列を表示して、正数と負数を個別に示す場合です。また、別のデータベース内のデータを検索したり、フィールドデータを別の形式に変換(数値コードから説明テキストへのマッピングなど)する場合も考えられます。

このようなタスクを行うには、非連結列を使用できます。非連結列は、データベースに連結されているグリッド内にあるが、データベースフィールドに直接結び付けられていない列を指します。

DataField プロパティは設定されていない(DataField プロパティが空の文字列)がCaption プロパティが設定されている場合、その列は非連結列と見なされます。これらの列のデータは、  UnboundColumnFetch イベントを介して要求されます。

DataField プロパティが設定されており、その DataField プロパティがデータソースのフィールドの1つと同じである場合、その列は連結されます。

DataField プロパティが、DataSet 内にない値に設定されている場合、その列はデータを取得する際に無視されます。同様に、DataFieldCaption の両方のプロパティの値が設定されていない列も無視されます。

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