FlexGrid for UWP/WinRTには、次の主な特長があります。
- タッチ操作
将来、スクロールバーはなくなります。FlexGrid for UWP/WinRTはモバイル環境に適した UX を提供するように設計されており、ユーザーは、グリッドをスライドして列間をスクロールしたり行を移動することができます。
- 柔軟なデータ連結
C1FlexGrid コントロールは、IEnumerable を実装する任意のオブジェクトに簡単に連結したり、オブジェクトのリストに直接連結することができます。
- 非連結モード
データ連結のサポートに加えて、C1FlexGrid は、非連結モードでも十分に機能します。WinForms バージョンのコントロールから使い慣れた構文を使用して、グリッドに行と列を簡単に追加できます。非連結モードの場合、C1FlexGrid コントロールはデータを内部的に保存します。
- グループ化
C1FlexGrid は、データ連結されると、基底の CollectionView に対するグループ化をサポートします。グループ化された行が作成され、タップによって展開したり折りたたむことができます。
- セルの編集
C1FlexGrid は、Windows ストア用の使いやすいインタフェースによるセルの編集をサポートします。編集は、Web アプリケーションやデスクトップアプリケーションのようにインラインではなく、タッチインタフェースに最適な独立したポップアップで行われます。
- カスタムセル
C1FlexGrid では、より単純なインタフェース ICellFactory が提供されているため、カスタムセルの定義がこれまでより簡単になりました。カスタムセルは、グリッドセルにテキスト以外のコンテンツを表示する場合や、条件付き書式設定を適用する場合に役立ちます。
- セル結合
C1FlexGrid では、グリッドレベルでセル結合を行うことができます。特定の行および列に対して AllowMerging プロパティを設定するだけで、必要に応じてこの機能を有効にすることができます。セル結合は、中身が同じ隣接するセル同士を結合し、常にユーザーが最も読み取りやすいようにテキストを配置します。
- 列/行ヘッダー
FlexGrid は、列ヘッダーとして複数の固定行をサポートし、行ヘッダーとして複数の固定列をサポートします。このしくみを利用して、複数のセルを含むヘッダーから成る「バンド」を作成すると、列をグループにまとめる際に便利です。この機能を実現するためにセル結合が使用されます。
- 列と行のフリーズ
Rows.Frozen または Columns.Frozen プロパティを設定するだけで、任意の数の行および列をフリーズできます。フリーズされたペインは、スクロールしてもビューに表示されたままになります。
- 行および列の自動サイズ変更
C1FlexGrid コントロールには、現在表示されているデータを考慮して動作する AutoSizeRow メソッドと AutoSizeColumn メソッドが含まれます。これは、迅速かつ正確に実行されます。
- ストリームへの保存
Save メソッドを使用して、データを簡単に出力して保存できます。保存形式には、プレーンテキスト、HTML、CSV があります。
- 列と行のドラッグ アンド ドロップ
AllowDraggingと AllowDropプロパティを設定するだけで、 グリッド内に任意の行または列をドラッグ アンド ドロップしてその位置を変更できます。