Input Library for WPF
FilePicker の要素
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FilePicker for WPFは、ファイルの選択機能を提供します。選択したファイルは、Upload for WPFを使用してアップロードしたり、他のコントロールで使用することができます。基本 C1FilePicker コントロールは、次の図のようになります。

コントロールは、ウォーターマークまたは選択したファイルの名前をリストするボックス、および省略符で示される[参照]ボタンで構成されています。

[参照]ボタン

ユーザーが実行時に[参照]ボタンをクリックすると、OpenFileDialog ダイアログボックスが表示されます。ユーザーは OpenFileDialog を使用して、ローカルコンピュータまたはネットワークで接続されたコンピュータ上にある1つまたは複数のファイルを選択できます。選択したファイルは、SelectedFiles コレクションに追加されます。

参照]ボタンのコンテンツおよび外観をカスタマイズすることができます。それには、BrowseContent プロパティをオブジェクトに設定します。選択したオブジェクトは[参照]ボタンとして表示されます。

ウォーターマーク

デフォルトでは、ウォーターマークは C1FilePicker コントロールのテキスト領域に表示されます。ウォーターマークにより、指示や推奨事項が実行時にユーザーに示されます。たとえば、デフォルトのウォーターマークテキストは「ファイルを選択」です。

テキストは淡色表示されることに注意してください。1つまたは複数のファイルを選択すると、ファイルはこのテキスト領域に表示されます。このとき、ウォーターマークと区別するために、ファイルは濃い色で表示されます。ファイルを選択した後に、ClearSelection メソッドを使用して C1FilePicker コントロールからファイルをクリアすると、ウォーターマークが再度表示されます。

ウォーターマークをカスタマイズするには、Watermark プロパティを、表示する値に設定します。例については、「ウォーターマークを削除する」を参照してください。ウォーターマークを表示しない場合は、Watermark プロパティを空白の値(スペース文字など)に設定します。

 

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