このクイックスタートは、RangeSlider for WPF を初めて使用するユーザーのために用意されています。このクイックスタートでは、C1RangeSliderコントロールをアプリケーションに追加し、コントロールの外観と動作をカスタマイズします。
XAML コードのコピー <Rectangle Name="rectangle1" Stroke="Black"> <Rectangle.Fill> <RadialGradientBrush x:Name="colors"> <GradientStop x:Name="goldcol" Color="Gold" Offset="0" /> <GradientStop x:Name="blackcol" Color="Black" Offset="1" /> </RadialGradientBrush> </Rectangle.Fill> </Rectangle>これで、黒と金色の放射状グラデーションが四角形に追加されます。
これで、WPF アプリケーションとカスタマイズした Rectangle コントロールが作成されました。次の手順では、C1RangeSlider コントロールを追加してカスタマイズします。
前の手順では、新しい WPF プロジェクトを作成し、アプリケーションにグラデーション付きの Rectangle コントロールを1つ追加しました。この手順では、引き続き、Rectangle のグラデーションを制御する C1RangeSlider コントロールを追加します。
次の手順に従います。
XAML コードのコピー<c1:C1RangeSlider x:Name="c1rs1">
それに一意の識別子を付けると、コードでそのコントロールにアクセスできるようになります。
XAML コードのコピー <c1:C1RangeSlider x:Name="c1rs1" Margin="380,50,399,50">これで、各辺がグリッドの境界から同じ距離に設定されます。
Example Title コードのコピー <c1:C1RangeSlider x:Name="c1rs1" Margin="380,50,399,50" Orientation="Vertical">デフォルトでは、Orientation が Horizontal に設定されているため、コントロールが水平方向に表示されます。
XAML コードのコピー <c1:C1RangeSlider x:Name="c1rs1" Margin="380,50,399,50" Orientation="Vertical" UpperValue="1">これで、上のサムは1から始まります。
XAML コードのコピー <c1:C1RangeSlider x:Name="c1rs1" Margin="380,50,399,50" Orientation="Vertical" UpperValue="1" Maximum="1">これで、ユーザーは1より大きい値を選択できなくなります。
XAML コードのコピー <c1:C1RangeSlider x:Name="c1rs1" Margin="380,50,399,50" Orientation="Vertical" UpperValue="1" Maximum="1" ValueChange="0.1">これで、実行時にスライダをクリックすると、サムが 0.1 単位で移動します。
Example Title コードのコピー <c1:C1RangeSlider x:Name="c1rs1" Margin="380,50,399,50" Orientation="Vertical" UpperValue="1" Maximum="1" ValueChange="0.1" Opacity="0.8">デフォルトで、このプロパティは1に設定されているため、コントロールは完全に不透明になります。これを小さい数値に変更すると、コントロールは少し透明になります。
XAML コードのコピー <c1:C1RangeSlider x:Name="c1rs1" Margin="380,50,399,50" Orientation="Vertical" UpperValue="1" Maximum="1" ValueChange="0.1" Opacity="0.8" LowerValueChanged="c1rs1_LowerValueChanged" UpperValueChanged="c1rs1_UpperValueChanged">これらのイベントハンドラのコードは、この後の手順で追加します。
アプリケーションのユーザーインターフェイスを設定しましたが、今はスライダを移動しても何も行われません。次の手順では、機能を追加するコードをアプリケーションに追加します。
これまでの手順では、アプリケーションのユーザーインターフェイスを設定し、いくつかのコントロールをアプリケーションに追加しました。この手順では、アプリケーションにコードを追加して完成させます。
次の手順に従います。
Visual Basic コードのコピー Imports C1.WPF.Input
C# コードのコピーusing C1.WPF.Input;
Visual Basic コードのコピー Private Sub Window1_Loaded(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.Windows.RoutedEventArgs) Handles MyBase.Loaded UpdateGradient() End Sub
C# コードのコピー private void Window_Loaded(object sender, RoutedEventArgs e) { UpdateGradient(); }
Visual Basic コードのコピー Private Sub UpdateGradient() If IsLoaded Then Me.goldcol.Offset = Me.c1rs1.LowerValue Me.blackcol.Offset = Me.c1rs1.UpperValue End If End Sub
C# コードのコピー UpdateGradient() { if (IsLoaded) { this.goldcol.Offset = this.c1rs1.LowerValue; this.blackcol.Offset = this.c1rs1.UpperValue; } }
Visual Basic コードのコピー Private Sub c1rs1_LowerValueChanged(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles c1rs1.LowerValueChanged UpdateGradient() End Sub
C# コードのコピー private void c1rs1_LowerValueChanged(object sender, EventArgs e) { UpdateGradient(); }
Visual Basic コードのコピー Private Sub c1rs1_UpperValueChanged(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles c1rs1.UpperValueChanged UpdateGradient() End Sub
C# コードのコピーc1rs1_UpperValueChanged(object sender, EventArgs e) { UpdateGradient(); }
この手順では、アプリケーションにコードを追加しました。次の手順では、アプリケーションを実行し、実行時の操作を確認します。
これまでに WPF アプリケーションを作成し、外観と動作をカスタマイズしたので、次にアプリケーションを実行します。
アプリケーションを実行し、RangeSlider for WPF の実行時の動作を確認するには、次の手順に従います。
アプリケーションは次の図のように表示されます。
おめでとうございます!
これで、RangeSlider for WPF クイックスタートは完了です。RangeSlider for WPF アプリケーションを作成し、コントロールの外観と動作をカスタマイズし、アプリケーションの実行時機能をいくつか確認することができました。