スターサイズ指定

スターサイズ指定を使用して、FlexGrid で柔軟なレイアウトを実装できます。以下のサンプルでは、オブジェクトの Width プロパティでスターサイズ指定を使用しています。

このグリッドには 4 つの列があります。すべて4つの列の幅は、列のサイズを定義する GridLength を使用して設定されます。

次の図は、スターサイズ指定を適用した FlexGrid を示します。

スターサイズ指定が設定された列をエンドユーザーがサイズ変更した場合、ピクセル測定に従って列の幅が変更されます。つまり、その列はもはやスターサイズ指定された列のようには動作しません。この動作を無効にするには、以下のコードに示すように、AllowResizing プロパティを使用してこれを None に設定します。

以下のコード例は、FlexGrid コントロールでスターサイズ指定を使用する方法を示します。この例では、「クイックスタート」のセクションで作成したサンプルを使用しています。

C# のコード

C#	コードのコピー
grid.AllowResizing = GridAllowResizing.None; //列を追加する grid.Columns.Add(new GridColumn { Binding = "Id", Width = GridLength.Star}); grid.Columns.Add(new GridColumn { Binding = "FirstName", Width = GridLength.Star }); grid.Columns.Add(new GridColumn { Binding = "LastName", Width = GridLength.Star }); grid.Columns.Add(new GridColumn { Binding = "OrderTotal", Width = GridLength.Star, Format = "N"});

コードのコピー

grid.AllowResizing = GridAllowResizing.None;


//列を追加する
grid.Columns.Add(new GridColumn { Binding = "Id", Width = GridLength.Star});
grid.Columns.Add(new GridColumn { Binding = "FirstName", Width = GridLength.Star });
grid.Columns.Add(new GridColumn { Binding = "LastName", Width = GridLength.Star });
grid.Columns.Add(new GridColumn { Binding = "OrderTotal", Width = GridLength.Star, Format = "N"});