FlexChart では、チャートをロードして描画するとき、またはチャートに変更を加えて更新するときのいずれかの方法を使用して、アニメーション効果を有効にすることができます。チャートのアニメーションは、C1.Android.Core 名前空間にある C1Animation クラスを通してサポートされます。
C1Animation クラスの Duration プロパティを使用して、チャート内のアニメーションの持続期間を設定できます。また、C1Easing クラスの値を受け取る C1Animation クラスの Easing プロパティを使用して、アニメーションの値を補間することができます。このクラスは、CircleIn、CircleOut、Linear などの標準イージング関数のコレクションをサポートします。
C# |
コードのコピー
|
---|---|
C1Animation animate = new C1Animation(); // 更新アニメーションの期間を設定する animate.Duration = new TimeSpan(3000 * 10000); // アニメーションの値を補間する animate.Easing = C1Easing.Linear; |
C1Easing クラスのイージング関数のほかに、FlexChart は、Xamarin.Forms.Easing クラスの組み込みイージング関数をサポートします。詳細については、Xamarin イージングクラスを参照してください。
チャートのロードまたは更新中にアニメーションを表示できます。チャートのロード中にアニメーションを表示するには、ChartBase クラスの LoadAnimation プロパティを使用します。このプロパティは、C1Animation クラスのオブジェクトからロードアニメーションを受け取ります。同様に、値の追加、削除、または修正によって基底のデータコレクションが変化したときにチャートをアニメーションするには、ChartBase クラスの UpdateAnimation プロパティを使用します。
C# |
コードのコピー
|
---|---|
// 読み込みアニメーションを設定する
flexchart.LoadAnimation = animate;
|
AnimationMode 列挙の値を受け取る AnimationMode プロパティを設定することで、アニメーション効果を適用することができます。この列挙は、All、None、Series、Point の 4 つのアニメーションモードをサポートします。
C# |
コードのコピー
|
---|---|
// アニメーションモードを設定する
flexchart.AnimationMode = AnimationMode.Series;
|