Basic Library for WPF/Silverlight
C1DragHelper コンストラクタ

C1.WPF.4.5.2 アセンブリ > C1.WPF 名前空間 > C1DragHelper クラス : C1DragHelper コンストラクタ
ドラッグジェスチャを監視する対象の System.Windows.UIElement
監視されるドラッグの種類を示します。操作終了後に DragDelta イベントが発生するように慣性フラグを他のフラグと組み合わせます(C1DragHelperMode.FreeDrag | C1DragHelperMode.Inertia など)。
何ピクセル動いたところでジェスチャが開始されるかを指定します。0を設定すると、ジェスチャはポインタダウンで開始され、指定されたパラメータにかかわらず captureElementOnPointerPressed は true になります。そうでない場合、ジェスチャはマウスの移動で開始されます。デフォルト値は1です
ポインタ押下イベント(SL と WPF の MouseLeftButtonDown および WinRT の PointerPressed)で要素をキャプチャするか、最初のポインタ移動イベント(SL と WPF の MouseMove および WinRT の PointerMoved)で要素をキャプチャするかを示します。initialThreshold が0の場合、このパラメータは無視されます。 マウスダウンで要素をキャプチャすると、サブ要素(ビジュアルツリー内のネストされた要素)で Click、DoubleClick、および MouseLeftButtonUp イベントが発生しなくなりますが、最初のマウス移動で要素をキャプチャすると、エンドユーザーが小さい要素をすばやくドラッグすることが難しくなる可能性があります。
マウスイベントが既に処理された後もドラッグジェスチャを監視するかどうかを示します。(これは、マウスジェスチャにのみ適用されます)
true に設定すると、Manipulation イベントを使用してジェスチャを監視します。そうでない場合は、Pointer イベントを使用します。
trueに設定すると、左マウスボタンイベントではなく、右マウスボタンダウン/アップイベントを監視します(WinRT では、useManipulationEvents が false に設定されている場合にのみこれが適用されます)。
新しい C1DragHelperを初期化します。
シンタックス
'宣言
 
Public Function New( _
   ByVal element As System.Windows.UIElement, _
   Optional ByVal mode As C1DragHelperMode, _
   Optional ByVal initialThreshold As System.Double, _
   Optional ByVal captureElementOnPointerPressed As System.Boolean, _
   Optional ByVal handledEventsToo As System.Boolean, _
   Optional ByVal useManipulationEvents As System.Boolean, _
   Optional ByVal useRightButton As System.Boolean _
)
public C1DragHelper( 
   System.Windows.UIElement element,
   C1DragHelperMode mode,
   System.double initialThreshold,
   System.bool captureElementOnPointerPressed,
   System.bool handledEventsToo,
   System.bool useManipulationEvents,
   System.bool useRightButton
)

パラメータ

element
ドラッグジェスチャを監視する対象の System.Windows.UIElement
mode
監視されるドラッグの種類を示します。操作終了後に DragDelta イベントが発生するように慣性フラグを他のフラグと組み合わせます(C1DragHelperMode.FreeDrag | C1DragHelperMode.Inertia など)。
initialThreshold
何ピクセル動いたところでジェスチャが開始されるかを指定します。0を設定すると、ジェスチャはポインタダウンで開始され、指定されたパラメータにかかわらず captureElementOnPointerPressed は true になります。そうでない場合、ジェスチャはマウスの移動で開始されます。デフォルト値は1です
captureElementOnPointerPressed
ポインタ押下イベント(SL と WPF の MouseLeftButtonDown および WinRT の PointerPressed)で要素をキャプチャするか、最初のポインタ移動イベント(SL と WPF の MouseMove および WinRT の PointerMoved)で要素をキャプチャするかを示します。initialThreshold が0の場合、このパラメータは無視されます。 マウスダウンで要素をキャプチャすると、サブ要素(ビジュアルツリー内のネストされた要素)で Click、DoubleClick、および MouseLeftButtonUp イベントが発生しなくなりますが、最初のマウス移動で要素をキャプチャすると、エンドユーザーが小さい要素をすばやくドラッグすることが難しくなる可能性があります。
handledEventsToo
マウスイベントが既に処理された後もドラッグジェスチャを監視するかどうかを示します。(これは、マウスジェスチャにのみ適用されます)
useManipulationEvents
true に設定すると、Manipulation イベントを使用してジェスチャを監視します。そうでない場合は、Pointer イベントを使用します。
useRightButton
trueに設定すると、左マウスボタンイベントではなく、右マウスボタンダウン/アップイベントを監視します(WinRT では、useManipulationEvents が false に設定されている場合にのみこれが適用されます)。
解説
マウスダウンで要素をキャプチャすると、サブ要素(ビジュアルツリー内のネストされた要素)で Click、DoubleClick、および MouseLeftButtonUp イベントが発生しなくなりますが、最初のマウス移動で要素をキャプチャすると、エンドユーザーが小さい要素をすばやくドラッグすることが難しくなる可能性があります。
参照

C1DragHelper クラス
C1DragHelper メンバ