連結データをリスト表示する場合は、ListBox forWPF/Silverlight に含まれる高パフォーマンスな2つのコントロールを利用してください。C1ListBox コントロールや C1TileListBox コントロールを使用して、リストをタイル状にレイアウトして表示したり、光学ズーム付きで表示することができます。これらのコントロールは UI の仮想化をサポートしています。そのため、動作は極めて高速であり、数千個の項目を表示してもパフォーマンスはほとんど低下しません。
ListBox for WPF/Silverlight には、次の主要な機能があります。
ListBox コントロールは、水平方向と垂直方向の両方をサポートしています。このため、より多くのレイアウトシナリオに対応することができます。
C1TileListBox では、項目を複数の行と列に並べて、タイル状に表示することができます。各項目のサイズとテンプレートを指定し、任意の方向を選択します。
C1ListBox コントロールは、光学ズーム機能をサポートしています。ユーザーは、ピンチジェスチャを使用して、項目のサイズ変更操作を直観的に行うことができます。ズーム動作は流れるようにスムーズです。アプリケーションのパフォーマンスが犠牲になることはありません。
ListBox コントロールは UI の仮想化をサポートしています。そのため、動作は極めて高速であり、数千個の項目を表示してもパフォーマンスはほとんど低下しません。各レイアウトパスにレンダリングする項目の数を決定するには、ViewportGap プロパティと ViewportPreviewGap プロパティを設定します。これらのプロパティをシナリオに応じて調整できます。
パフォーマンスを可能な限り高めるために、ListBox コントロールは、ビューポートの外の項目をプレビュー状態でレンダリングすることができます。標準の ItemTemplate と同様に、Preview テンプレートは、ズームアウト中または高速スクロール中などのプレビュー状態にある項目の外観を定義します。その後、項目のスクロールやズームが終了すると、完全な項目テンプレートに切り替えられます。