Binding Expression for WPF/Silverlight
C1Binding の使用例
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単純な計算:

ある金額にかかる税を表示するとします。従来の連結を使用する場合、課税額を計算するにはコンバータが必要になります。 C1Binding では、単純な式を使用して課税額を計算できます。

XAML
コードのコピー
<TextBlock
  Text="{c1:C1Binding Expression='Amount * 8.5%' }"h

値の結合:

上の例を拡張し、課税額に加えて総額を表示するとします。それには、複数の TextBlock 要素を使用することもできますが、1つの TextBlock と、CONCATENATE 関数による C1Binding を使用する方が効率的です。

XAML
コードのコピー
<TextBlock
  Text="{c1:C1Binding Expression=
    'CONCATENATE(Amount, | 税額: |, Amount * 8.5%)' }"

値の書式設定:

C1Binding および通常の Binding オブジェクトには、連結値の書式を制御するための StringFormat プロパティがあります。連結式で出力の一部を書式設定する必要がある場合は、次のように TEXT 関数を使用できます。

XAML
コードのコピー
<TextBlock
  Text="{c1:C1Binding Expression=
    'CONCATENATE(TEXT(Amount, |c|), | 税額: |, TEXT(Amount * 8.5%, |c|))' }"

条件付き書式設定:

一定の値を超える金額を太字および赤色で表示するユーザーインターフェイスを作成するとします。これは、条件付きロジックを実行する IF 関数を使用して作成できます。

XAML
コードのコピー
<TextBlock
  Text="{c1:C1Binding Expression='Amount', StringFormat='c'}"
  Foreground="{c1:C1Binding Expression='if(Amount &gt; 1000, |red|, |black|)' }" />
  FontWeight="{c1:C1Binding Expression='if(Amount &gt; 1000, |bold|, |normal|)' }" />