手順 1：アプリケーションの作成

この手順では、WPF/Silverlight アプリケーションを作成および設定します。この例では、ComponentOne for WPF/Silverlight サンプルと共にインストールされる画像を使用します。他の画像を使用する場合は、次の手順で画像を置き換える必要があります。プロジェクトを設定するには、次の手順に従います。

Visual Studio の［ファイル］メニューから、［新規作成］を選択し、［プロジェクト］を選択します。
［新しいプロジェクト］ダイアログボックスで、左側のメニューから言語および［WPF/Silverlight アプリケーション］を選択します。［フレームワーク］ドロップダウンリストで［.NET Framework 4］を選択し、プロジェクトの名前を入力します。この例では、アプリケーションに「QuickStart」という名前を付けます。プロジェクトに別の名前を付けた場合は、後の手順で「QuickStart」を参照している箇所を実際のプロジェクトの名前に変更する必要があります。
ソリューションエクスプローラで、プロジェクト名を右クリックし、［参照の追加］を選択します。［参照の追加］ダイアログボックスで、C1.WPF/C1.Silverlight および C1.WPF.Carousel/C1.Silverlight.Carousel アセンブリを見つけて選択し、［OK］をクリックしてプロジェクトに参照を追加します。
MainWindow.xaml/MainPage.xaml ファイルの XAML ビューを開きます。このクイックスタートでは、XAML マークアップとコードを使用します。

マークアップ xmlns:c1="http://schemas.componentone.com/winfx/2006/xaml" を使用して、Window/UserControl タグに XAML 名前空間を追加します。
名前空間は次のようになります。

WPF
Silverlight

XAML	コードのコピー
<Window x:Class="QuickStart.MainWindow" xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation" xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml" xmlns:c1="http://schemas.componentone.com/winfx/2006/xaml" Title="MainWindow" Height="350" Width="525">

XAML

コードのコピー

<Window x:Class="QuickStart.MainWindow"
xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"
xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"
xmlns:c1="http://schemas.componentone.com/winfx/2006/xaml"
Title="MainWindow" Height="350" Width="525">

XAML	コードのコピー
<UserControl x:Class="QuickStart.MainPage" xmlns=http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation xmlns:x=http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml xmlns:d=http://schemas.microsoft.com/expression/blend/2008 xmlns:mc="http://schemas.openxmlformats.org/markupcompatibility/2006" xmlns:c1="http://schemas.componentone.com/winfx/2006/xaml" mc:Ignorable="d" d:DesignHeight="300" d:DesignWidth="400">

XAML

コードのコピー

<UserControl x:Class="QuickStart.MainPage"
xmlns=http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation
xmlns:x=http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml
xmlns:d=http://schemas.microsoft.com/expression/blend/2008
xmlns:mc="http://schemas.openxmlformats.org/markupcompatibility/2006"
xmlns:c1="http://schemas.componentone.com/winfx/2006/xaml" mc:Ignorable="d"
d:DesignHeight="300" d:DesignWidth="400">

これは、複数の名前空間を追加しなくても、ほとんどの ComponentOne WPF/Silverlight コントロールを使用できるようにするための統合名前空間です。

ソリューションエクスプローラウィンドウで、［QuickStart］項目を右クリックし、［追加］→［新規フォルダ］を選択してフォルダを追加します。フォルダ名を「Resources」と指定します。
ソリューションエクスプローラウィンドウで、［Resources］フォルダを右クリックし、［追加］→［新規フォルダ］を選択してフォルダを追加します。フォルダ名を「covers」と指定します。
［covers］フォルダを右クリックし、［既存の項目の追加］を選択します。［既存の項目の追加］ダイアログボックスが開きます。
［既存の項目の追加］ダイアログボックスで、［CarouselSamples］サンプルフォルダ内の［covers］フォルダを見つけ、すべてのファイルを選択して［追加］をクリックします。デフォルトでは、このサンプルは、Documents\ComponentOne Samples\WPF\C1WPFControlExplorer\CarouselSamples\Resources\covers や Documents\ComponentOne Samples\Silverlight \C1.Silverlight.Extended\C1Extended_Demo\C1Extended_Demo.Web\Resources\covers フォルダに置かれます。アプリケーションに複数の画像が追加されます。
追加したすべての画像をソリューションエクスプローラで選択し（最初の画像を選択し、Shift を押しながら最後の画像をクリック）、プロパティウィンドウで Build Action を Resource に設定します。

これで、新しい WPF/Silverlight アプリケーションが正しく作成され、アプリケーションに画像リソースが追加されました。次の手順では、ListBox を追加し、ListBox コントロールに適用するC1CarouselPanel テンプレートを作成します。