Web サービスを実装する前に、データベース自体をプロジェクトに追加します。この手順はオプションです。接続文字列を使ってデータベースの場所を指定するため、この MDB ファイルはシステム内のどこにあってもかまいません。ここでは、展開を容易にするためと、オリジナルのデータベースが変更されないようにするために、ローカルコピーを作成します。
データベースをプロジェクトに追加するには、次の手順に従います。
データベースファイルに加えて、データベースとの間でデータをやり取りするためのメカニズムも必要です。このサンプルでは、SmartDataSet という名前のユーティリティクラスを使ってこのメカニズムを作成します。SmartDataSet は、標準の ADO.NET DataSet クラスを拡張して、次の項目を追加しています。
SmartDataSet は便利ですが、必須ではありません。このクラスは、データのロードと保存に使用される DataAdapter オブジェクトを内部的に作成および設定しますが、標準の ADO.NET コードを記述して同じ処理を行うこともできます。その場合は、標準の ADO.NET 技術のみを使用するため、ここでは省略します。
SmartDataSet.cs ファイルをプロジェクトに追加するには、次の手順に従います。