DataGrid for WPF/Silverlight
キーボードによる移動のカスタマイズ
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独自のカスタム移動を C1DataGrid コントロールに追加できます。カスタムキーボード移動を使用すると、ユーザーがグリッドを操作する方法を制御できます。たとえば、読み取り専用の列や null 値が入ったセルに移動することを禁止できます。階層グリッドでは、親グリッドと子グリッドの間の移動を設定することもできます。カスタムキーボード移動を追加するには、KeyDown イベントを処理し、カスタマイズした移動でデフォルトの移動を上書きするためのコードを追加する必要があります。

KeyDown イベントハンドラの追加

次の手順に従って、KeyDown イベントハンドラを追加します。

  1. [コード]ビューに切り替え、KeyDown イベントのイベントハンドラを追加します。たとえば、次のようになります。
    コードのコピー
    Private Sub C1DataGrid1_KeyDown(ByVal sender As System.Object, ByVal e As 
    
    System.Windows.Input.KeyEventArgs) Handles C1DataGrid1.KeyDown
        ' コードをここに追加します。
    End Sub
    
    コードのコピー
    private void c1DataGrid1_KeyDown(object sender, KeyEventArgs e)
    {
        // コードをここに追加します。
    }
    
     
  2. [ソース]ビューに切り替え、イベントハンドラを C1DataGrid コントロールのインスタンスに追加します。たとえば、次のようになります。
    XAML
    コードのコピー
    <datagrid:C1DataGrid x:Name="c1DataGrid1" AutoGenerateColumns="True" 
    
    KeyDown="c1DataGrid1_KeyDown"></datagrid:C1DataGrid>
    

これで、デフォルトの移動をカスタマイズするためのコードを KeyDown イベントハンドラに追加できます。たとえば、「高度な機能」サンプルにあるカスタム列の例を参照してください。