DataGrid for WPF/Silverlight
詳細行の切り替えを無効にする
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グリッドに子グリッドが含まれている場合、またはマスター/詳細グリッドを作成した場合、デフォルトでは、詳細行を切り替えることによって表示するか折りたたむことができます。しかし、必要に応じて、CanUserToggleDetails プロパティを False に設定することにより、詳細行の切り替え機能を無効にすることができます。このサンプルで変更を確認するには、詳細行を含むグリッドが必要です。

設計時

詳細行の切り替えを無効にするには、次の手順に従います。

  1. C1DataGrid コントロールをクリックして選択します。
  2. [プロパティ]ウィンドウに移動し、CanUserToggleDetails プロパティを見つけます。
  3. CanUserToggleDetails プロパティの横にあるチェックボックスをオフにします。

XAML の場合

たとえば、詳細行の切り替えを無効にするには、CanUserToggleDetails="False" を <c1:C1DataGrid> タグに追加します。次のようになります。

XAML
コードのコピー
<c1:C1DataGrid Name="c1datagrid1" Height="180" Width="250" CanUserToggleDetails="False" />

コードの場合

たとえば、詳細行の切り替えを無効にするには、次のコードをプロジェクトに追加します。

コードのコピー
Me.C1DataGrid1.CanUserToggleDetails = False
コードのコピー
this.c1DataGrid1.CanUserToggleDetails = false;

ここまでの成果

アプリケーションを実行し、実行時にグリッドで詳細行の切り替えを行うことができないことを確認します。行ヘッダーに、詳細行が切り替え可能であることを示す矢印アイコンが表示されなくなるので、行の切り替えを選択することはできなくなります。