DataGrid for WPF/Silverlight
手順 1:ユーザーインターフェイスの作成
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この手順では、最初に Visual Studio で Silverlight グリッドアプリケーションを作成します。引き続き、アプリケーションのユーザーインターフェイス(UI)を作成してカスタマイズし、プロジェクトに C1DataGrid コントロールを追加します。

プロジェクトを設定するには、次の手順に従います。

  1. Visual Studio で、[ファイル]→[新しいプロジェクト]を選択します。
  2. [新しいプロジェクト]ダイアログボックスの左ペインから言語を選択し、テンプレートリストから[Silverlight アプリケーション]を選択します。プロジェクトの[名前]「StealthPaging」を入力し、[OK]をクリックします。[新しい Silverlight アプリケーション]ダイアログボックスが表示されます。
  3. [OK]をクリックしてデフォルト設定を受け入れ、[新しい Silverlight アプリケーション]ダイアログボックスを閉じると、プロジェクトが作成されます。
  4. ソリューションエクスプローラに移動して StealthPaging プロジェクトを右クリックし、コンテキストメニューから[参照の追加]を選択します。
  5. [参照の追加]ダイアログボックスで、System.Runtime.Serialization アセンブリを見つけ、[OK]ボタンをクリックして参照をプロジェクトに追加します。ダイアログボックスが閉じ、参照が追加されます。
  6. MainPage.xaml ファイルが開いていない場合は、ソリューションエクスプローラに移動し、MainPage.xaml 項目をダブルクリックします。
  7. XAML ビューで、カーソルを<Grid x:Name="LayoutRoot" Background="White">タグの直後に置き、次のマークアップを追加します。
    XAML
    コードのコピー
    <!-- グリッドレイアウト-->
    <Grid.RowDefinitions>
        <RowDefinition Height="*" />
        <RowDefinition Height="Auto" />
    </Grid.RowDefinitions>
    
    この行定義は、アプリケーションのレイアウトを定義します。
  8. プロジェクトの XAML ウィンドウで、カーソルを</Grid>タグの真上に置き1回クリックします。
  9. ツールボックスに移動し、[C1DataGrid]アイコンをダブルクリックして、MainPage.xaml にグリッドコントロールを追加します。XAML マークアップは次のようになります。
    XAML
    コードのコピー
    <UserControl x:Class="StealthPaging.MainPage"
        xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"
        xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"
        xmlns:d="http://schemas.microsoft.com/expression/blend/2008"
        xmlns:mc="http://schemas.openxmlformats.org/markup-compatibility/2006"
        mc:Ignorable="d"
        d:DesignHeight="300" d:DesignWidth="400" xmlns:c1="http://schemas.componentone.com/winfx/2006/xaml">
        <Grid x:Name="LayoutRoot" Background="White">
            <!-- グリッドレイアウト-->
            <Grid.RowDefinitions>
                <RowDefinition Height="*" />
                <RowDefinition Height="Auto" />
            </Grid.RowDefinitions>
            <c1:C1DataGrid />
        </Grid>
    </UserControl>
    
    C1.Silverlight.DataGrid 名前空間と タグがプロジェクトに追加されていることがわかります。
  10. <c1:C1DataGrid>タグに既存のコンテンツが含まれている場合は、そのコンテンツを削除します。次のようになります。
    XAML
    コードのコピー
    <c1:C1DataGrid />
    
  11. x:Name="peopleDataGrid" を<c1:C1DataGrid>タグに追加して、グリッドに名前を付けます。次のようになります。
    XAML
    コードのコピー
    <c1:C1DataGrid x:Name="peopleDataGrid" />
    
    コントロールに一意の識別子を付けると、コードでその C1DataGrid コントロールにアクセスできるようになります。
  12. AutoGenerateColumns="True" CanUserAddRows="False" を<c1:C1DataGrid>タグに追加して、グリッドをカスタマイズします。次のようになります。
    XAML
    コードのコピー
    <c1:C1DataGrid x:Name="peopleDataGrid" AutoGenerateColumns="True" CanUserAddRows="False" />
    
    このマークアップは、列を自動的に生成するようにグリッドを設定し、新しい行の追加を無効にします。
  13. </c1:C1DataGrid>タグの直後に次のマークアップを追加します。
    XAML
    コードのコピー
    <TextBlock x:Name="txtStatus" Grid.Row="1" Text="準備完了"  Margin="0,5,0,0" />
    
    この TextBlock は、ステータス情報テキストを表示するために使用されます。

ここまでの成果

アプリケーションを実行すると、ページにグリッドとテキスト(グリッドの下)が含まれていることがわかります。これで、基本的なグリッドアプリケーションを作成できました。ただし、グリッドは空白でデータが入っていません。この後の手順では、グリッドをデータソースに連結し、コードにステルスページングを追加します。