DataGrid for WPF/Silverlight
手順 3:カルチャの設定
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アプリケーションのリソースファイルを作成したら、サポートするカルチャをプロジェクトに設定し、プロジェクトの現在のカルチャを明示的に設定します。それには、次の手順に従います。

  1. ソリューションエクスプローラで、C1DataGridLocalization プロジェクトを右クリックし、[プロジェクトのアンロード]を選択します。 Visual Studio からプロジェクトを保存するかどうか確認された場合、[はい]をクリックします。
    プロジェクトは淡色表示され、使用できなくなります。
  2. プロジェクトをもう一度右クリックし、[C1DataGridLocalization.csproj の編集]オプションを選択します。
    .csproj ファイルで、<SupportedCultures></SupportedCultures>タグを見つけます。タグの間に「es」を追加します。次のようになります。
    XAML
    コードのコピー
    <SupportedCultures>es</SupportedCultures>
    
  3. .csproj ファイルを保存して閉じます。
  4. ソリューションエクスプローラで、プロジェクトを右クリックし、コンテキストメニューから[プロジェクトの再ロード]を選択します。
    プロジェクトが再ロードされ、指定されたカルチャがサポートされるようになります。
  5. ソリューションエクスプローラで、MainPage.xaml.cs ファイルを右クリックし、コンテキストメニューから[コードの表示]をクリックして、コードエディタで開きます。
  6. 次の using 文または Imports 文をファイルの先頭に追加します。
    コードのコピー
    Imports System.Globalization
    Imports System.Threading
    
    コードのコピー
    using System.Globalization;
    using System.Threading;
    
  7. 次のコードを InitializeComponent() 呼び出しの上にある MainPage コンストラクタに追加して、CurrentUICulture プロパティを設定します。
    コードのコピー
    Thread.CurrentThread.CurrentUICulture = New CultureInfo("es")
    
    コードのコピー
    Thread.CurrentThread.CurrentUICulture = new CultureInfo("es");
    
    次のようになります。
    コードのコピー
    Public Sub New()
        ' カルチャを設定します。
        Thread.CurrentThread.CurrentUICulture = New CultureInfo("es")
        InitializeComponent()
        ' データソースにデータを追加します。
        Dim source As New List(Of Data)()
        Dim itemsCount As Integer = 25
        For i As Integer = 0 To itemsCount - 1
            source.Add(New Data())
        Next
        ' グリッドの ItemsSource プロパティを設定します。
        c1dg.ItemsSource = source
    End Sub
    
    コードのコピー
    public Page()
    {
        // カルチャを設定します。
        Thread.CurrentThread.CurrentUICulture = new CultureInfo("es");
        InitializeComponent();
        // データソースにデータを追加します。
        List<Data> source = new List<Data>();
        int itemsCount = 25;
        for (int i = 0; i < itemsCount; i++)
        {
            source.Add(new Data()
            {
                ProductName = "Name",
                Description = "Description",
                Quantity = i,
                InStock = (i % 2 == 0)
            });
        }
        // グリッドの ItemsSource プロパティを設定します。
        c1dg.ItemsSource = source;
    }
    
       
  8. アプリケーションを保存し、実行します。
  9. ローカライズされた言語の文字列を確認するには、グリッドのドロップダウンフィルタアイコンを選択してみます。
  10. フィルタボックスでドロップダウン矢印をクリックして、追加された文字列を表示します。

ここまでの成果

この手順では、プロジェクトがサポートするカルチャにこのファイルのカルチャを追加し、そのカルチャを現在のカルチャとして設定しました。このチュートリアルでは、アプリケーションをローカライズする方法について学びました。リソースファイルを作成し、プロジェクトがサポートするカルチャを設定し、現在のカルチャをコードで明示的に設定しました。