DataGrid for WPF/Silverlight
手順 1:アプリケーションの作成とデータソースの追加
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この手順では、WCF RIA Services を有効にして新しい Silverlight プロジェクトを作成し、データソースを追加し、クライアント側プロジェクトを設定します。 次の手順に従います。

  1. Visual Studio で、[ファイル][新しいプロジェクト]を選択します。

  2. [新しいプロジェクト]ダイアログボックスの左ペインから[Visual C#]を選択し、テンプレートリストから[Silverlight アプリケーション]を選択します。[名前]テキストボックスに「C1DataGridRIA」と入力し、[OK]をクリックします。[新しい Silverlight アプリケーション]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [新しい Silverlight アプリケーション]ダイアログボックスで、[WCF RIA Services を有効にする]チェックボックスをオンにし、[OK]をクリックして[新しい Silverlight アプリケーション]ダイアログボックスを閉じます。次に、プロジェクトを作成します。

  4. ソリューションエクスプローラで、C1DataGridRIA.Web プロジェクトを右クリックし、[追加][新しいフォルダ]を選択します。フォルダの名前を "App_Data" に変更します。

  5. App_Data フォルダを右クリックし、[追加][既存の項目]を選択します。

  6. [既存のアイテムの追加]ダイアログボックスで、ComponentOne サンプルがインストールされている場所(デフォルトは Documents フォルダ)に移動し、ComponentOne Samples\Silverlight\C1.Silverlight.DataGrid\C1DataGrid_Ria\C1DataGrid_Ria2010Web\App_Data フォルダに移動します。 NORTHWND.MDF ファイルを選択し、[追加]ボタンをクリックします。

    プロジェクトにデータベースが追加されます。これは、標準の Microsoft Northwind データベースです。

  7. ソリューションエクスプローラで、C1DataGridRIA.Web プロジェクトを右クリックし、[追加][新しい項目]を選択します。

  8. [新しい項目の追加]ダイアログボックスで、左側のリストから[データ]を選択し、データテンプレートのリストから[ADO.NET エンティティデータモデル]を選択します。ファイル名を "NorthwindModel" と指定し、[追加]をクリックしてプロジェクトにこのファイルを追加します。

  9. [エンティティデータモデルウィザード]が表示されます。[データベースから生成]オプションを選択し、[次へ]をクリックします。

  10. [データ接続の選択]画面で、NORTHWND.MDF ファイルが選択されていることを確認します。選択されていない場合は、[新しい接続]を選択してそのファイルを見つけます。接続文字列をデフォルト名「NORTHWNDEntities」で保存し、[次へ]をクリックします。

  11. [データベースオブジェクトの選択]画面で、[テーブル]チェックボックスをオンにし、[製品]テーブルを選択します。[完了]をクリックします。

  12. [ビルド][ソリューションの再ビルド]を選択してソリューション全体をビルドし、自動生成された RIA サービスファイルが作成されていることを確認します。

  13. ソリューションエクスプローラで、C1DataGridRIA.Web プロジェクトを右クリックし、[追加][新しい項目]を選択します。

  14. [新しい項目の追加]ダイアログボックスで、左側のリストから[Web]を選択し、コードテンプレートのリストから[ドメインサービスクラス]を選択します。ファイル名を "NorthwindService" と指定し、[追加]をクリックしてプロジェクトにこのファイルを追加します。[新しいドメインサービスクラスの追加]ダイアログボックスが表示されます。

  15. [新しいドメインサービスクラスの追加]ダイアログボックスで、DataContext 項目として NorthwindEntities を選択し、[クライアントアクセスを有効にする]チェックボックスをオンにします。[製品]エンティティと[編集を有効にする]チェックボックスをオンにし、[OK]をクリックします。

  16. プロジェクトを保存し、[ビルド][ソリューションの再ビルド]を選択して、すべてが正しく動作することを確認します。

ここまでの成果

この手順では、新しい RIA データソースをアプリケーションに追加しました。次の手順では、このアプリケーションに C1DataGrid コントロールを追加します。