編集モードでは、イベントと通知が一時的に停止されるため、ユーザーは検証規則をトリガせずに複数のプロパティを変更することができます。
編集モードは、.NET データ連結メカニズムの標準機能です。これは、System.ComponentModel.IEditableObject インタフェースを 実装するすべてのデータソースによってサポートされます。詳細については、.NET Framework 文書の System.Data.DataRowView などを参照してください。
ビュー項目が編集モードの場合、更新可能なプロパティに対してビューで直接加えられた変更は、 EndEdit の呼び出しによって編集操作が完了するまで、対応するベースデータのプロパティに伝搬されません (ビュー要素のプロパティをビューで直接更新できるかどうかについては、View.IsReadOnly を参照)。
ベースデータ(ソース)のプロパティを変更すると、その変更は、ビュー行が編集モードかどうかに関係なく、 通常のビューメンテナンス処理に従い、ベースデータに基づいて、 このビューや他のビューに伝搬されます。
ビューのプロパティ間の多対1関係は、ビュー行が編集モードかどうかに関係なく、更新可能なプロパティに対して ビューで直接加えられた変更に対して、自動的に維持されます。たとえば、CustomerID をビューで 直接設定した場合は、この設定を編集モードで行った場合でも、CustomerName は設定に応じて変更されます。