Excel for WPF/Silverlight
ワークブックの計算モードの設定
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CalculationMode プロパティは、ワークブック内のすべての数式の計算モードを指定します。CalculationMode 列挙は、Manual(手作業で計算を実行する)、Auto(自動的に計算を実行する)、AutoNoTable(テーブル以外は計算を実行する)の3つのオプションを提供します。

計算モードを設定するには、次の手順に従います。

  1. C1.WPF.Excel.4.dll/C1.Silverlight.Excel.5.dll への参照を追加し、C1XLBook を作成します。

    C#
    コードのコピー
    // 新しいワークブックを作成します
    C1XLBook book = new C1XLBook();
    
  2. 次のコードを使用して、簡単な数式を追加します。

    C#
    コードのコピー
    XLSheet sheet = book.Sheets[0];
     
    // 簡単な数式
      sheet[7, 0].Value = "数式: 5!";
      sheet[7, 1].Value = 122;
      sheet[7, 1].Formula = "1*2*3*4*5";
      book.CalculationMode = CalculationMode.Auto;
    
  3. .xlsx ファイルを保存してから開きます。

    C#
    コードのコピー
    // ファイルを保存してから開きます
    book.Save(@"C:\C1Excel\test.xlsx");
    System.Diagnostics.Process.Start(@"C:\C1Excel\test.xlsx");
    

    CalculationMode を Auto に設定したため、セル(7,1)の値が 122 ではなく 1201*2*3*4*5 の結果)になっていることに注目してください。