ExtendedLibrary for WPF/Silverlight
カスタムパレットの作成
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ColorPicker for WPF/Silverlight には、Microsoft Office で使用されるテーマに合わせた 20 以上の定義済みカラーパレットがありますが、定義済みパレットを使用する代わりに独自のカスタムカラーパレットを作成することもできます。次の手順では、カスタムパレットを作成し、ボタンをクリックしたときにそのパレットが C1ColorPicker コントロールに適用されるようにします。

カスタムパレットを作成するには、次の手順に従います。

  1. ツールボックスに移動し、ボタンアイコンをダブルクリックして、コントロールをプロジェクトに追加します。

  2. フォーム上でボタンのサイズと位置を変更します。

  3. [プロパティ]ウィンドウに移動し、ボタンの Content プロパティを「パレットの変更」に設定します。

  4. ボタンをダブルクリックしてコードビューに切り替え、Button_Click イベントハンドラを作成します。

  5. Button_Click イベントハンドラにコードを追加します。次のようになります。

    コードのコピー
    Private Sub Button1_Click(ByVal sender as Object, ByVal e as System.Windows.RoutedEventArgs)
        ' カラーパレットを設定します。
        Dim cp1 as New ColorPalette("Pittsburgh")
        cp1.Clear()
        cp1.Add(Color.FromArgb(255, 0, 0, 0))
        cp1.Add(Color.FromArgb(255, 99, 107, 112))
        cp1.Add(Color.FromArgb(255, 255, 255, 255))
        cp1.Add(Color.FromArgb(255, 247, 181, 18))
        cp1.Add(Color.FromArgb(255, 253, 200, 47))
        cp1.Add(Color.FromArgb(255, 43, 41, 38))
        cp1.Add(Color.FromArgb(255, 149, 123, 77))
        cp1.Add(Color.FromArgb(255, 209, 201, 157))
        cp1.Add(Color.FromArgb(255, 0, 33, 71))
        cp1.Add(Color.FromArgb(255, 99, 177, 229))
        c1ColorPicker1.Palette = cp1
    End Sub
    
    コードのコピー
    private void button1_Click(object sender, System.Windows.RoutedEventArgs e)
    {
        // カラーパレットを設定します。
        ColorPalette cp1 = new ColorPalette("Pittsburgh");
        cp1.Clear();
        cp1.Add(Color.FromArgb(255, 0, 0, 0));
        cp1.Add(Color.FromArgb(255, 99, 107, 112));
        cp1.Add(Color.FromArgb(255, 255, 255, 255));
        cp1.Add(Color.FromArgb(255, 247, 181, 18));
        cp1.Add(Color.FromArgb(255, 253, 200, 47));
        cp1.Add(Color.FromArgb(255, 43, 41, 38));
        cp1.Add(Color.FromArgb(255, 149, 123, 77));
        cp1.Add(Color.FromArgb(255, 209, 201, 157));
        cp1.Add(Color.FromArgb(255, 0, 33, 71));
        cp1.Add(Color.FromArgb(255, 99, 177, 229));
        c1ColorPicker1.Palette = cp1;
    }
    

    ボタンをクリックすると、ColorPicker のカラーパレットがカスタムパレットに変更されます。

    アプリケーションの実行と動作の確認

    次のことを確認します。

    1. C1ColorPicker コントロールのドロップダウン矢印をクリックして、デフォルトパレットが表示されることを確認します。

    2. [パレットの変更]ボタンをクリックし、C1ColorPicker コントロールのドロップダウン矢印をもう一度クリックします。カスタムパレットが表示されることを確認します。