デフォルトでは、各プロパティの横に表示されるラベルには、プロパティ名が表示されます。多くの場合はこれで十分ですが、よりわかりやすい名前にするために、表示名をカスタマイズすることもできます。最も簡単な方法は、カスタム属性でオブジェクトのプロパティを修飾することです。Display 属性の Name プロパティを設定します(Display 属性は、System.ComponentModel,DataAnnotations アセンブリの System.ComponentModel.DataAnnotations 名前空間で定義されています)。
たとえば、次のコードのように、クラスで Display 属性を定義し、Name プロパティの値を設定できます。
C1PropertyGrid は、この追加情報を使用して、次のように顧客を表示します。
この方法には、C1PropertyGrid に表示されるクラスへのアクセス権が必要です。表示文字列を変更しようとしても、表示されているクラスを変更できない場合は、PropertyAttributes プロパティを使用して、C1PropertyGrid に表示する各プロパティについて明示的に情報を提供する必要があります。