この手順では、PropertyGrid for WPF を使用して WPF アプリケーションを作成します。C1PropertyGrid コントロールをアプリケーションに追加すると、機能的な標準プロパティウィンドウのようなインターフェイスが完成します。これを使用して、ユーザーは、任意の WPF オブジェクトのプロパティやメソッドを参照したり編集することができます。プロジェクトをセットアップし、C1PropertyGrid コントロールをアプリケーションに追加するには、次の手順に従います。
Visual Studio で新しい WPF プロジェクトを作成します。
ソリューションエクスプローラで、参照 項目を右クリックし、[参照の追加]を選択します。C1.WPF、C1.WPF.Extended アセンブリを選択し、[OK]をクリックしてプロジェクトに参照を追加します。
Visual Studio のツールボックスに移動し、[C1PropertyGrid]アイコンをダブルクリックして、ウィンドウにコントロールを追加します。
Visual Studio のツールボックスで、[Button]項目をダブルクリックして標準のボタンコントロールをアプリケーションに追加します。C1PropertyGrid コントロールを使用して、ボタンのプロパティを設定および表示します。
ウィンドウのサイズを変更し、ウィンドウ内の C1PropertyGrid コントロールと Button コントロールのサイズと位置を変更します。
コントロールを選択し、System.InvalidOperationException: 内部エラー: 内部 WPF コードが、解除済みと既にマークされている BindingExpression を再アクティブ化しようとしました。 ウィンドウで、Name を「TextButton」に設定します。
C1PropertyGrid コントロールを選択し、[プロパティ]ウィンドウで、Height を 250 に、Width を 290 に設定します。 XAML は次のようになります。
XAML |
コードのコピー
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<StackPanel HorizontalAlignment="Center" VerticalAlignment="Center" Orientation="Horizontal"> <Button Height="23" Width="75" Margin="48,12,0,0" Name="TextButton" HorizontalAlignment="Left" VerticalAlignment="Top" Content="ボタン"/> <c1:C1PropertyGrid Name="c1PropertyGrid1" Height="250" Width="290" /> </StackPanel> |
ページのデザインビューは次の図のようになります(フォームで C1PropertyGrid コントロールを選択している場合)。
これで、アプリケーションのユーザーインターフェイスのセットアップは終了しましたが、C1PropertyGrid コントロールには何もコンテンツが入っていません。次の手順では、Button コントロールの特定のプロパティを表示するように C1PropertyGrid コントロールを設定し、さらにアプリケーションにコードを追加して、コントロールに機能を追加します。